シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 クーレンカンプ:フルトヴェングラー;ベルリンフィル(1943年録音)。この時代にしては、録音も結構いけてる。北欧らしいのかと問われれば、ウーンとなるが、極めてロマンチックな演奏。フルトヴェングラーは、かなり寄り添い型のバックアップでオーケストラは低重心でこの時代の粗削りな面も見せており面白い。カデンツァは、現在一般的に聴かれるのは1905年の改訂版。シベリウスはこの曲の構成上、カデンツァを非常に重視していたため、自ら楽譜に書き込んでいたのでほぼどの演奏も1905年版だろう。ちなみに1903年初稿版はとてつも長く、気が遠くなるほど難しかったので、1905年版で整理されたようです。

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