またまた「強靭」コーガン。レオニド・コーガン:シルヴェストリ+パリ音楽院管弦楽団で。
第二楽章のコーガンならでは美音が心地良い。シルヴェストリも持ち前の芸風を抑えそれでいて情熱的な演奏。コーガンは高音のシャープさに加えて低音の重厚さも魅力的だ。
この曲を聴くと最近は映画「オーケストラ」のメラニー・ロラン(2枚目写真)のラストの美しい涙と笑顔を思い出します。
映画の実際の演奏は、フランス国立管弦楽団の第1コンサート・マスターで、1981年生れのラサ・ネムタヌ(3枚目写真)さんとブダペスト交響楽団です。彼女も美しい。
そして映画のボリショイ交響楽団のコンサートマスター役ルーマニアのジプシーミュージックバンド『タラフ・ドゥ・ハイドゥークス』のカリュさん ジプシー音楽からの「パガニーニの24のカプリース」。カッコいいです。
しかし、この映画 冒頭は、モーツァルトの『ピアノ協奏曲第21番ハ長調』のあの有名な「第二楽章」を使っていますし、終盤にはマーラーの『交響曲第1番ニ長調「巨人」の「第三楽章」が使われています。この映画コメディータッチですが、お勧めです。
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