愈々、ブラームスが似合う「秋の夜」の季節が近づいて参りました。といっても年がら年中ブラームスを聴いている私ですが、今夜は「弦楽六重奏曲」といきたい。演奏は、ベルリンフィルハーモニー八重奏団員(1966,1968録音)。
第1番は何といっても第二楽章でしょう。
1stヴィオラから始まり1stヴァイオリンが受け継ぐ儚くも哀しいメロディー、その後の変奏曲のチェロの響き、1stヴァイオリンの3連符、オクターブの2本の32音符のチェロのアルペジオに湧き上がる情熱を感じるのは私だけではないでしょう。そして、ヴィオラとチェロの希望に満ちたメロディ。最高です!!
第2番は、ヴィオラをかの「土屋邦雄氏」が担当しています。
軽やかに振る舞おうとしているのに翳を引きずるこの「憂鬱感」はどこから生まれてくるのだろう。
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