本日は極寒の中、久しぶりのゴルフである。
寒さ対策の準備とともに、気合と入れるため、シルヴェストリ:フィルハーモニア管(1957録音)によるチャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調 Op.64を聴く。
さてこの5番。奇人と呼ばれたシルヴェストリとしては、独特のアーティキレーション、テンポのメリハリやうねりをもつものの、決して奇をてらわぬ構築が魅力だと思っている。
何といっても第2楽章が珠玉。デニス・ブレインによる完璧な音色が光るホルンのソロ。そして中間部に登場するバーナード・ウォルトンによる短調の調べによるクラリネット。ちょっとこの2楽章の右に出るものないか!
2.4楽章に比べ影は薄いが、3楽章のワルツもお気に入り。中間部の木管群の滑らかさ、「運命動機」がコーダ後半でクラリネットとファゴットに静かに登場するところもにくい!
終楽章のシルヴェストリの壮絶な推進力の快速コーダは病みつきだが、冒頭からその予感が始まる。
引き締まったフィルハーモニア管の弦楽群によるセクション、Allegro vivaceからのティンパニの急激なクレッシェンドと撃ち込み、金管群の堂々たるユニゾン。コーダ直前のテンポの劇的変化も魅力だ。良い1曲を聴きました。
さあ、朝風呂は行って、ゴルフ頑張ろう!!
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