正統派のブラームス交響曲第2番、聴きたくなる。クーベリック、バイエルン放送管弦楽団(1983年ライブ録音)2枚持ち。(1楽章提示部リピート有り)2番の弦楽群には、バイエルンのこの音色がとても心地よい。2楽章のチェロのコクのあるうねりはどうだろう。ホルンもブラームスらしい少し憂いのある響き。ティンパニーの決然さも忘れてならない。第3楽章、オーボエの軽やかさ。それに続く弦楽群の切れのある美しさ。終楽章のテンポもちょーど良い。管楽群は見事に統率されており、彫の深い音色。コーダも堂々たるテンポで慌てず騒がず歌いきるうまさ。名盤です。
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