エレーヌ・グリモーの弾き振りによるライブ盤【2011年)で、モーツァルト ピアノ協奏曲19番、23番を聴いています。オーケストラは、バイエルン放送室内管弦楽団(いわゆるバイエルン放送交響楽団メンバー)。グリモーの1音1音は明快に粒立ち煌く。そして流れるようなタッチは、モーツァルトの明るいアレグロによく似合う。23番第1楽章のカデンツァは、ブゾーニによるもの。これは、ホロヴィッツ:ジュリーニ(ミラノ・スカラ座O)以外聴いたことがなかった。こういうのは、得した気分になる。アダージョは、淡々としてるが美しい響きが心に浸みわたります。さて余談ですがバイエルンのファゴットは、激ウマです。
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