2016年2月13日土曜日

ベートーヴェン 交響曲第7番_カイルベルト

風邪が治りそうで中々完治しない。
元気をもらうために今朝は、ベートーヴェン 交響曲第7番 カイルベルト:BPO(1959年)です。
カイルベルトの「ベト7」を一言で言うと<風林火山のベト7>。
<其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し>である。
第1楽章 主部におけるインテンポ 動かざること山の如く、
第2楽章 低重心の純朴な響き 其の徐(しず)かなること林の如く
これこそ、カラヤン色に染まる前のベルリンフィルの古き良き時代の響き
第3・4楽章 明確な縦線でのリズミカルなテンポ、自然な緩急と強弱   動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し
コーダからの加速とフォルテシモ 侵掠(しんりゃく)すること火の如く。
それでいて整然。煽らず、威風堂々。知りがたきこと陰の如く である。

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