2007年1月4日木曜日

2007年 正月 - モーツァルトを語る 第7弾

23083561 12/31NHK モーツァルト・イヤー2006ハイライト みてしまいました。
そのあと録画で、何度もある1曲だけを繰り返し繰り返し聴いています。
クレーメル・バシュメット う~んジジイになったなあ、いやいやでも最高でした。
ということで第七弾は、「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364」である。やはりこの曲は紹介せねばならないだろう。
アインシュタインは「ヴィオラはより明るく、より輝かしく響いて、オーケストラのヴィオラ群からくっきり浮き出なくてはならない。この二重コンチェルトは、モーツァルトがヴァイオリン・コンチェルトで追求したものの頂点でもある。」と書いている。
悲哀の満ちた第2楽章を聴くと、ヴァイオリンとヴィオラのすすり泣きに思わず涙してしまうのは私だけではないだろう。単に古典派音楽と呼んでいいはずがない。単純にそう思う。23歳の青年が何を思い描けばこのメロディーが出てくるのであろうか。母の死か、アロイジアとの別れか などとよく書かれているが、果たしてそれだけだろうか。凡庸なる者には理解できないか。

まあとにかくsymphonia_concertante_in_es_dur_andante_k_364 (クリック)をお聴きください。 

若き日のクレーメル、指揮アーノンクール(ウィンフィル)でお届けします。よかったらコメントもお願いします。

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