トーマス・タリス 40声のモテット「Spem in Alium」サマリー(C)オックスフォード・カメラータにて聴く。<各5声部からなる8群>やはりこの曲は、ヘッドフォンで。しばらくポリフォニックな楽想が、つづきホモフォニックな楽想で40声が出現、その後再びポリフォニックな楽想となり、ホモフォニック表現で40声・・・計3箇所ゲネラル・パウゼが40声のトゥッティと対置する。
2026年4月23日木曜日
2026年4月19日日曜日
モーツァルト オーボエ四重奏曲_ハウヴェ

モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(368b)、オーボエ五重奏曲ハ短調 K.406(516b)。。。ヨリス・ファン・デン・ハウヴェ(Ob)、ザルツブルク・ソロイスツ(2002年録音)を聴く。K.370は、1777年にモーツァルトが母と二人でマンハイムを訪れた際、意気投合した、オーボエ奏者フリード リヒ・ラムにかの有名なK.314の協奏曲をプレゼントしたが、3年後にミュンヘンで再会した際に同じくラム のために書かれたものである。k.406は、弦楽五重奏曲第2番のオーボエ五重奏曲版である。何故、弦楽五重 奏曲のオーボエ版があるのかというと、もともとK.406は、『セレナード第12番 ハ短調(『ナハトムジー ク』)』(K. 388)を編曲したもので、K.388は、2本ずつのオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンで 編成されているのだから、オーボエ五重奏曲に編成しても全く違和感がない。弦楽五重奏の第1ヴァイオリン をオーボエに置き換えた編成(Ob, Vn, 2Va, Vc)となる。もっともこの曲は、フルート、クラリネット、サク ソフォーンなど様々な編曲が存在するが・・・ k.370の白眉は、第3楽章Rondeau: Allegro。途中、弦楽器が 6/8 拍子を刻む中、オーボエだけが 4/4 拍子で 超絶技巧を披露するポリリズムの箇所!!か。
2026年4月16日木曜日
モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番&2番_グリュミオー
モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調&第2番 変ロ長調 K.424、グリュミオー(Vn.)&ペリッチャ(Va.)(1968年録音)にて聴く。
まず、この2曲は、ザルツブルク大司教から6曲の二重奏曲を依頼されていたミヒャエル・ハイドン<ヨゼフ・ハイドンの弟>が、病気のために4曲しか完成できず困っていたので、モーツァルトが彼を助けるため、残りの2曲を代筆し、友人の功績として提出させたと言われています。ちなみに、M/ハイドンの4曲は、「ハ長調」「ニ長調」「ホ長調」「ヘ長調」らしい。なるほど・・・それでトと変ロにしたのか。
協奏的要素だけでなく、互いの掛け合いが絶妙で、曲の魅力度を増幅している。M・ハイドンの手法を取り入れたとあるが、モーツァルトらしいメロディも、そこかしこに散りばめられており、特にK424の 1. Adagio - Allegro 2. Andante Cantabile は、美しく昔から大好きだ。

