2016年5月13日金曜日

ブラームス ヴァイオリン協奏曲_グリュミオー

連休後の1週間は長かった気がします。
今夜は、ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 を無性に聴きたくなる。グリュミオー(Vn) ベイヌム:コンセルトヘボウ管弦楽団(1958年録音)。
やはりグリュミオーの音は美しく、コクがある。濃厚だが穏やかさをもつヴァイオリンの調べとベイヌムの軽やかにして芯のある伴奏。コンセルトヘボウ管のこの時代の管楽器類の素晴らしさが惜しげもなく聴けるのも嬉しい。
第二楽章 Adagio、たまりませんね。
オーボエ協奏曲ともいえる出だしの魅惑的な主題にうっとり。中間部のヴァイオリンの切なく訴えかけるコロラトゥーラのアリアも美しい。
第三楽章、グリュミオーの音を聴いているとこの曲が難曲とは思えないほどの余裕と安定感。それを支えるコンセルトヘボウの弦・管ともに壮麗にして一体感のある響き。
グッド・チョイスでした。

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