モーツァルト 遡って弦楽四重奏曲を聴いていこう。その⑮
弦楽四重奏曲第9番 イ長調 K. 169 、アマデウス弦楽四重奏団(1976年録音)「ウィーン四重奏曲」の2曲目。
注目は、第2楽章Andanteですかね。モーツァルトのアンダンテは、ご承知の通り後年になると深い憂いの色彩を持つ音楽になっていきますが、17歳のこの頃は、優雅さや透明感に若々しい無垢さを持ち合わせた音楽になっています。またA majorからD major(属調)へ移ることで、明るさを維持しながら、音色を少し変える効果をもたらしています。若きモーツァルトの素直で爽快感のある四重奏になっています。
アマデウス四重奏団は、ブレイニンの美音を中心に「4人で一つの弦楽器を演奏している」ような統一感があります。さすが気品のモーツァルトです。

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