2016年8月21日日曜日

モーツァルト 途中楽章の短調 その14・15

今年の初めに、Facebookグループ「クラシックを聴こう!」にて、とある方から
「モホツアルトはたんちやふ(短調)がよひよね。」楽章別の短調のモーツアルトをご推薦ください!
「1楽章(主調)が長調だけど、2楽章や3楽章が短調のものがいいです。」
というコメントが寄せられ、モーツァルティアンの血が騒いだ。
その時に、一気にコメントを入れたが、Facebookはコメントがどんどん流れるので、ブログで書き留めておくことにした。
その14・15
セレナーデに、2つあります。
まずは、「セレナーデ 第7番 ニ長調 「ハフナー」 K.250 (248b)」です。 
こちらは、第3楽章 Menuettoが、「ト短調」。

そして、第5楽章 Menuetto galanteのトリオが「ニ短調」です。トリオは2分30秒からです。


もう一つは、「セレナーデ 第9番 ニ長調 K.320」です。
こちらの第5楽章 Andantino が「二短調」です。
この曲は第6楽章の第2トリオで、ポストホルンという珍しい楽器が使用されていることから、通称「ポストホルン・セレナード」と呼ばれて、よく知られています。セレナーデにおけるこの5楽章の短調は異色であり、その後の6楽章のポストホルンの使用から大司教との険悪な仲でザルツブルグを早く去りたい気持ちを込めているという説もあります。非常に悲しみに満ちた曲想です。

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