2016年8月7日日曜日

クーベリック:バイエルンのシューマン交響曲第2番

おはようございます。今日も暑くなりそうです。
さて、今朝の一枚は、シューマン 交響曲全集から
「交響曲第2番 ハ長調 Op.61」を。
クーベリック:バイエルン放送交響楽団(1979年録音)で。
クーベリックは、遡ること1963-4年にベルリンフィルとベルリン:イエス・キリスト教会で全集を録音していますが、今回は、当時のクーベリックの手兵「BRSO」です。
シューマンのシンフォニーの中で一番地味で人気薄の2番であるが、私はこれがめっぽう好きである。特に第3楽章Adaijoは繰り返し聴いてしまうほどだ。
バイエルン盤は、BPOに比べ、暖かみのある音色で2番に合っていると思う。
第1楽章冒頭の控えめなホルン・トロンボーンの響きの中、静かに目覚める朝のドイツの森を思わせる奥深さ弦楽群が奏でる序奏部。
コントラバスの左手よりの響きも心地よい。
第3楽章Adaijo cantabile 40代の頃は、感情むき出しの演奏が好みだったような気がするが、今は少し違う。自然な流れでただひたすらに美しい、そんな演奏がクーベリック:バイエルンにはある。


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