本日よりカミさん実家に帰省につき暫くは一人暮らしとなる。
モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調 K. 551『ジュピター』、フェレンツ・フリッチャイ / ウィーン交響楽団(1961年録音)を聴こう。重厚になりすぎず、かといって軽薄でもない、絶妙なバランス。内声部の動きが手に取るようにわかり、ウィーン響特有の柔らかな響きがしなやかな歌心を見せる。第2楽章の深みのある Andante Cantabileは白眉。また、終楽章フーガ、弛緩することなくリズムをたたき出し最後まで突き進むさまは見事。すでに病魔に侵され、死を意識していたフリッチャイの余計なものを纏わず、ロマン的情緒を排した1曲と言えるだろう。

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