2026年2月14日土曜日

ブルックナー交響曲第6番イ長調_スクロヴァチェフスキ

 ブルックナー交響曲第6番イ長調 WAB.106(原典版)、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、ザールブリュッケン放送交響楽団(1997年録音)で聴く。

非常に鮮明な冒頭のバイオリンによる「ブルックナー・リズム」の刻み。確固たる足取りで進む6番にふさわしい明快さ。
2楽章Adagioは、ブルックナー屈指の美しさをもつ。第1第2主題は変に情緒的でなく、第3主題の悲劇性も十分、全体を通して音色は比較的明るめで崇高な響きが伺える。3楽章の白眉は、「ブルックナー休止」後のトリオの重奏ホルンか。その後,交響曲第5番の第1主題があらわれる。終楽章、強い金管群のアクセントと取り巻くしなやかな弦楽群の対比をうまく表現している。優しい第2主題のヴィオラが好きだ。
あまり演奏会などでは登場しない6番だが、7番について好きな曲である。




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