2025年9月14日日曜日

チャイコフスキー 交響曲第4番_ドラティ

 チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調OP.36 ドラティ、ロンドン交響楽団(1960年録音:Mercury)で聴く。ドラティ2度目の録音(1度目はコンセルトヘボウ)。随分とドラティを紹介しているがドラティがやっぱり好きかもと思わせる1枚。フィリップス傘下へ入る前のMercuryの録音も好きです。





2025年9月13日土曜日

メンデルスゾーン 交響曲第5番_ミトロプーロス

 メンデルスゾーン 交響曲第5番ニ短調Op.107、MWV N.15 ミトロプーロス(C)ニューヨークフィルハーモニー(1954年録音mono)を聴く。

第1楽章、強めのコントラバスの響きを従えた厳かなる序奏。美しき弦楽群にわき上がるように「ドレスデン・アーメン」が現れる。主題以降は強さと緊迫感に満ちた演奏が繰り広げられる。
第2楽章、軽快なスケルツォ。NYPの金管群は晴れやかで木管群は明朗に謡う。第3楽章、54小節の短い章だが、抒情的な第1ヴァイオリンが美しい。終楽章、コラール「神はわがやぐら」を終えると徐々に加速感と推進力を増しながら力強くドラマティックに進んでいく。展開部の代わりに繰り広げられるフガートが魅力的だ。エネルギッシュなミトロプーロスと煌びやかな金管群をもつNYPの魅力的な1枚です。


2025年9月12日金曜日

映画「ベートーヴェン捏造」

 本日は、有給休暇にて映画「ベートーヴェン捏造」を夫婦で観てきました。まず、この題名ですがポスターにもあるように「捏造」を「ねつぞう」と読んでいますが、<でつぞう>ではないのと思ってしまいます。<捏っちあげ> は、ねっちあげ とは読まないからね。しかし「ねつぞう」は慣用読みで最近はこちらが主流のようですな。漢音が「でつ」で呉音が「ねつ」らしいっす。

話はとんでしまいましたが、本作品は、あのバカリズムの脚本です。ベートーヴェンの秘書のような仕事をしたアントン・シンドラーの真実に迫るという作品。バカリズム作品プラス俳優陣をみて、もう少しコメディぽいのかと思ってましたが以外にもでした。ネタバレしないようこれ以上はチャックです。2時間の中にベートーヴェンの作品がかなり使われていますのでそれも聴きものです。初日平日の朝一だったので観客はなんと15人でした。みんな福山雅治の「ブラック・ショーマン」にはいったようです。こちらも近々観に行きますが・・・

2025年9月7日日曜日

ベートーヴェン 交響曲第4番_モントゥー

 ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調Op.60、ピエール・モントゥー(C)ロンドン交響楽団(1959年録音)で聴く。恰幅の良さと懐の深さ、インテンポの極致、モントゥーの安心かつ丁寧な演奏。86歳とは思えない躍動感溢れエネルギッシュな終楽章がお気


に入りです。