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2026年2月26日木曜日

マーラー交響曲第5番嬰ハ短調_レヴァイン

 久しぶりにマーラー交響曲第5番嬰ハ短調 レヴァイン(C)フィラデルフィア管弦楽団 、フランク・ケイドラベック(TP) メイソン・ジョーンズ(HR)<1977年録音>を聴きたくなった。

フィラデルフィア管の圧倒的なサウンドが光り輝き、若き日のレヴァインの緻密さと驀進力を兼ね備えた名盤。
(写真右上)マーラーが夏の休暇を過ごしたオーストリアの避暑地、マイエルニッヒにある作曲小屋。ここで第5交響曲も作曲された。




2025年11月18日火曜日

マーラー 交響曲第3番_スワロフスキー

 マーラー交響曲第3番ニ短調、スワロフスキー(C)ベルリン放送交響楽団、(A)ソニャ・チェルヴェナー  RIAS女声合唱団・ ベルリン大聖堂少年合唱団<録音:1963年1月21日、ベルリン(ライヴ)>にて聴く。スワロフスキー先生は、ウィーン国立音楽大学指揮科教授として、アバド、メータ、ヤンソンスなど錚々たるメンバーを育成しているよ。ちなみに1967年のウィーン芸術週間でのマーラーフェスティバル 全曲演奏でもスワロフスキーは3番を担当しているよ。『第1番』(プレートル)、『第2番』(バーンスタイン)、『第3番』(スワロフスキー)、『第4番』(サヴァリッシュ)、『第5番』(ソモギー)、『第6番』(アバド)、『第7番』(マデルナ)、『第8番』(クーベリック)、『大地の歌』(クライバー)、『第9番』(マゼール)、『第10番』のアダージョ(トイリング)である。スワロフスキー先生は、3番が得意かつ好きだったのだろう。



2025年7月26日土曜日

マーラー 交響曲第5番_ノイマン

 朝の涼しいうちに、庭の草むしり、玄関の掃除完了。本日は意味もなく休暇です。日米関税交渉合意をまるで大きな成果のように伝える左派メディアにあきれながら熱中症警戒アラートの中、静かに自宅にて過ごします。そしてマーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 ノイマン:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1966年録音)を聴いています。

コンヴィチュニーが築き上げた知る人ぞ知るいぶし銀のゲヴァントハウス管がまだ健在なノイマン時代の名演。(70年代マズア時代に崩壊するが)シュターツカペレ・ドレスデンの名ホルン奏者ペーター・ダムもこの頃はゲヴァントハウス管に在籍、3楽章のソロでそのまろやかなソロが聴けるのも魅力の一つ!!もちろん、コンマス:ゲルハルト・ボッセのヴァイオリンと木管群やホルンとの対話も聴き逃せない。東独エテルナ(ETERNA):ブリリアントレーベルで録音も良好!!ジャケットのクリムトの「接吻」もいいじゃなーい!!


2025年5月30日金曜日

マーラー 交響曲第4番_セル

 本日は、有給休暇にて、早朝よりマーラー 交響曲第4番ト長調 セル;クリーブランド管弦楽団(1965年録音)<SP>ジュディス・ラスキンで聴く。弦楽群の柔らかく優しい響きはやはりセル;クリーブランドの真骨頂なのか。全体的にゆっくりのテンポで、もちろん情熱的な煽り運転もなし。第2楽章のヴァイオリン・ソロも素晴らしい。コンサートマスターのラファエル・ドルイアンだな。楽譜を見ると確かにTuttiは調号フラット3つなのに、ソロはフラット5つ。これが、かのスコルダトゥーラ Scordatura か。調弦は下からG-D-A-Eでは無くA-E-H-Fis、コンマスのドルイアンは、ソロの無い部分も弾いてるだろうから2台持ちかな。などと思ったりする。3楽章はレニー並みに遅いテンポでフレーズをタップリ歌い上げ、4楽章はさらに堂々としたテンポで緻密かつ丁寧に謳いあげている。ジュディス・ラスキンの歌唱も格調高い大人の歌声。セルの構築した4番にピッタリかも。朝から良いものを聴かせてもらいました。最近はセル多めか!!



2024年8月17日土曜日

マーラー 交響曲第9番_バルビローリ

 4連休の3日目、昨日までの旅行の疲れを取り、洗車後のひととき。こちらを聴いてます。「バルビローリ:ベルリン・フィル」、ベルリン・フィルにとって初の「マーラー:交響曲第9番」の録音 (1964年録音;ベルリン・イエス・キリスト教会)。1960年代カラヤンはまだマーラーを知らないというか無視というか・・・(1973年が最初)。ということでベルリン・フィルのメンバー達の、たっての希望から録音が実現されたのがこの名盤。



2024年2月10日土曜日

マーラー 交響曲第2番「復活」_小澤征爾


 https://www.youtube.com/watch?v=rLt9tyCH4t4

1995年6月14日、長崎浦上天主堂にて行われた,「小澤 征爾 平和への「復活」コンサート」小澤征爾指揮,新日本フィルハーモニーによる,マーラー「復活」、(メゾソプラノ)フローレンス・クィーヴァー、(ソプラノ)キャスリーン・バトル。オーケストラ・メンバーには友情参加としてボストン交響楽団員,シカゴ交響楽団員が加わり,合唱は,コンサートのために特別編成された「長崎復活コンサート合唱団」並びに「東京オペラ・シンガーズ」,「成城合唱団」を視聴。安らかにお眠りを。

2024年2月9日金曜日

マーラー 交響曲第6番「悲劇的」_ラトル

 マーラー 交響曲第6番「悲劇的」、若きラトルとベルリン・フィルの初共演(1987年ライブ)にて聴く。2002年にシェフに就任する15年前の貴重な一枚。2.3楽章は、アンダンテ・スケルツォの順番。2018年、ベルリン・フィル退任ラスト・コンサートもこの6番、順番はアンダンテ・スケルツォでしたね。



2021年7月11日日曜日

マーラー 交響曲第5番_ガッティ

 朝からガッツリ。マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調、ダニエレ・ガッティ;ロイヤルフィルハーモニー【1997年録音】を聴く。「クセがつよーい!」第1楽章、鋭いトラッペットのファンファーレの後、極めて重い足取りの葬送行進曲。一転トリオからは激しくテンポを揺らしながら流動的に。木管による主題に移るとゆったりと。第2トリオの弦楽群は引きずるような節回し。第2楽章、高速のテンポで入り、チェロのユニゾン(第2主題)は、弱音の効いた淡々とした歌いまわし。終わりの金管のコラールは、癖のあるアクセント。第3楽章、緩徐部分に繊細さを感じる。第4楽章、甘さほどほど、静謐の中に愛おしみを感じる演奏。フィナーレは、十分な躍動感あるが狂気じみてはいない。オーケストラの機能美を活かし展開する。そしてクライマックスは、パワーアップして迎える。繊細さの中に粘着性のないスタイリッシュさを持ち合わせた演奏であった。さあ、朝風呂はいろ!



2021年4月24日土曜日

マーラー 交響曲第4番_ホーレンシュタイン

 マーラー 交響曲第4番ト長調、ホーレンシュタイン(c)ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、 マーガレット・プライス(S)【1970年録音】を聴く。ホーレンシュタインと言えば3番だが、この4番もなかなかの名盤。副題に「大いなる喜びへの讃歌」と付けられている(誤用だったが)。しかしワルターもこの曲について「天上の愛を夢見る牧歌である」と表現しているように明るく瑞々しい音楽だ。第1楽章、ホーレンシュタインのテンポは極めてゆったりだが軽やかさは失われていない。第2主題のチェロの美しさはひとしお。第2楽章、ヴァイオリンの2度上げ調弦でコケティッシュな音色が奏でられるスケルツォ。ホーレンシュタインのテンポはここでもゆったりだ。第3楽章は白眉。最も美しく慈愛に満ちたメロディ。しかしこの幸福感に満たされた楽章の最後にマーラーは非常に驚くべきコーダを添えた。祈りが天に届かんとするその静寂の中、突然fffでホ長調の主和音がトランペットとホルンによって鳴り響く。終楽章、マーガッレット・プライスの歌声は、牧歌的な雰囲気で美しく歌い上げた後、見事に連酷・淡々とその表情を変え最後は幸福感に満ちた歌声に。盤石です。コントラバスとハープの最低音で終わる3音を欠いたエンディングは何を意味するのだろうか?



2021年3月19日金曜日

マーラー 交響曲第3番_レヴァイン

 40年以上にわたってニューヨークのメトロポリタンオペラを率い、世界でも有数のオペラ座にのし上げたジェームス・レヴァインが3月9日にカリフォルニア州のパームスプリングスで死去していたことがわかった。享年77歳。晩年、セクハラ・スキャンダルで評判を落としたが、解雇したメトロポリタンを不当解雇で訴え勝訴している。沈黙していたレヴァインは、今年1月イタリアで復活するはずだった(ベルリオーズ《ファウストの劫罰》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、モーツァルト:交響曲39,40,41番) が、コロナ過でそれもなくなり、そもまま死去。残念。そんなわけで、マーラー 交響曲第3番ニ短調(レヴァイン:シカゴ交響楽団、録音1975年)を聴く。3楽章、ハーセスのポストホルンはいつ聴いても絶品だ。終楽章の極めて遅いテンポは有名。同じCSOのショルティと6分12秒も違う。夜中の3時に聴くにはこのテンポでちょうどいい。



2020年8月2日日曜日

マーラー 交響曲第1番「巨人」_アンチェル

カレル・アンチェルのマーラーの録音は、1.5.9番しかない。
いずれも素晴らしい演奏であるが今日は、その中で1番ニ長調「巨人」を聴こう。チェコフィル【1964年録音】。
第1楽章、まず驚かされるのが、弦楽群のAのフラジオレットに乗せて下降するオーボエとファゴットに始まり、登場する木管群の良質の音色、そしてホルンのいかにも牧歌的な響き。チェロの第1主題が始まる頃には、誰もがこのバランスの良い色彩感に魅了されているであろう。そうボヘミアの「朝の野ばらを歩く」姿が明確に見えてくるようだ。またノヴァークのフルートが素晴らしい。展開部のホルン斉奏後の弦楽群の何とシルキーで魅了的なこと。すべての楽器が明確に分離され耳に届けられる。アンチェルの尋常ならざるバランス感覚の成せる業か。第2楽章、低弦による力強いオスティナート・リズムによる心地よいテンポ。中間部の弦楽群の優美さ。第3楽章、コントラバスで始まるフレールジャック。決して重すぎず淡々と。オーボエも巧い。中間部の弦楽群も艶っぽい。第4楽章、激しい中にも美しいと表現したくなるのは、アンチェルの品性の由縁か。(余談だが、展開部で好きな所はハ長調で凱歌を挙げると見せかけてニ長調へ上昇するところ)管楽器を含め、巧みに音量がコントロールされ、決して暴発しない。コーダ直前に徐々にテンポをあげながらコーダ・フィナーレに突入するさまもアンチェルならではの至芸。更に付け加えるなら、ケイマル入団前にもかかわらずトラッペットの巧さ。アンチェルも是非、チェコフィルで5番を録音しておいて欲しかった。



2020年6月27日土曜日

マーラー 交響曲「大地の歌」_クリップス



今朝は、マーラー 交響曲「大地の歌」を聴こう。クリップス、ウィーン交響楽団、ヴンダーリヒ(T),フィッシャーディスカウ(Br)<1964年ウィーンムジークフェラインライブ録音>。
2011年にクリップスの遺族が保管していたテープからのCD化したもの。ディースカウ40歳、ヴンダーリヒは亡くなる2年前の34歳、両雄絶頂期の歌声を堪能しよう。

2020年1月25日土曜日

マーラー 交響曲第3番_コボス

「ロペス=コボス/シンシナティ交響楽団、ミシェル・デ・ヨング(Ms)(98、TELARC)」を聴く。
第1楽章、印象深いトローンボーンの自己主張が、まさに「めざめる牧神」を想起させる。爽やかさ溢れる構築の中で、低弦群のキレの良さを味わうことができる。録音の良さも手伝いクッキリとした仕上がり。第2楽章、目まぐるしく変わる拍子の変化が巧みに統率されているのがわかる。さっぱりとした味付けながらシンシナティのオーケストレーションの質の良さを感じ取れる楽章だ。第3楽章、主部の戯画的な音の羅列をトランペットの動機で終えた後の中間部のポストホルンがあまりにも遠くから響くというコントラストが面白い。第4楽章、ここでもミッシェル・デヤング。神秘的美声を堪能。終楽章、弦楽群のバランスはさすが。各パートを浮かび上がらせるコボスの丁寧さが現れている。ここでも変に粘りつくようなテンポの揺らしもなく、コボスの実直さが伺える演奏だ。シンシナティは、ドイツ系移民が多く移り住んだ土地柄らしく、180年超の歴史をもつオーケストラのようだ。先週のピッツバーグといい、シンシナティ、アトランタとアメリカの地方のオーケストラの実力は侮れないものがあると感じた次第です。

2020年1月18日土曜日

マーラー 交響曲第3番_ホーネック

マーラー 交響曲第3番 ニ短調を聴く。ホーネック;ピッツバーグ交響楽団、ミッシェル・デヤング(メゾソプラノ)、ピーター・サリバン(ソロトロンボーン)ジョージ・ヴォスバーグ(ポストホルン)_2010.6-11-13(Live録音)
かねてより気になっていたホーネックのマーラー、会社の先輩が3番を買ったとのことでお借りした。万歳!!
第1楽章冒頭のホルンの決然とした響きに思わずニヤリ。これは!!を充分予感させてくれた。続く、半音階的トランペット、独奏のトロンボーン、何と充実した金管楽群であろうか!大好きな、展開部の遠くでのトランペットとホルンの掛け合い、トロンボーンとチェロの独奏と多彩な音色の嵐を見事に紡いで進んでいく滑らかな構築。いいぞ。第3楽章、中間部のポストホルン、かのハーゼス直伝のヴォスバーグの上手さ、神秘的な森の雰囲気をまとい、浸みわたり、それでいて高らか。第4楽章、コントラバスの低弦に誘われ謳うこの曲でのミッシェル・デヨングは、幾つもすでに聴いているが、さすがに深みと艶のある声。後半部に寄り添うヴァイオリンの美しさも良きかな。
第6楽章、マーラーの表記どうりの安らぎのある弦楽群の美しさ。卓越しているのは決して金管群だけではないのがわかる。コーダは、余力ある金管群は絶叫することなく、何なく生命感を見事に歌い上げる憎らしさ。一級品の演奏でした。これは、やはり5番も聴かなくては。。。。

2019年7月7日日曜日

マーラー 交響曲第4番_オッテルロー



梅雨を実感させられる土日となりました。2日間、外へ出たのはコンビニに行っただけ。今日の午後は、特にゴルフ中継に釘付けでした。女子・男子とも追いついてプレーオフ、遼君の久しぶりの優勝、渋野の勢いを感じる優勝と嬉しいシーンを観れました。(共に素朴な韓国勢を破っての優勝)
そして、音楽はマーラー交響曲第4番ト長調、オッテルロー(C)ハーグ・レジデンティ管弦楽団 、テレーザ・シュティヒ=ランダル(Sp)<1956年録音>。ソプラノのテレサ・シュティッヒ=ランダルは、トスカニーニに見いだされたアメリカの歌手らしい。天国的な楽しさを謳うその歌声は、可憐であり落ち着きのある魅力にあふれている。ハーグ・レジデンティ管弦楽団は、勿論オランダのオーケストラなんですが、よく知りません。しかし、低重心で味わい深い響きが素敵です。第3楽章、Adagioの冒頭、甘すぎず端正な響きながら柔らかさをもち心地よい弦楽群です。すすり泣きのヴァイオリンも見事です。良き1枚に出会いました。

2018年12月15日土曜日

マーラー 交響曲第6番_ミトロプーロス

今週は、のんびりの土日です。朝からマーラー 交響曲第6番イ短調「悲劇的」を聴いています。ギリシャの名匠ミトロプーロス指揮;ケルン放送交響楽団:1959年Liveです。NYフィルとのスタジオ録音も持っていますが、今朝はこちらをチョイス。NYフィルとの演奏では、Andanteが、2楽章に来ていますが、こちらは、Scherzoが2楽章です。
第1楽章、冒頭からかなり迫力ある音質で始まる。テンポは中庸だが、かなりアゴーギクを効かした味付け。中間部の音彩が意外と明るく吃驚。メリハリは十分。展開部のヴァイオリンソロ&ホルンの実に艶っぽい音にモノラルながら感服。
第2楽章、高速のスケルツォ。トリオに至るまで緊張感のある演奏。当時のケルンの実力に驚嘆。
第3楽章、アンダンテの優しさも一級品。弦楽群の美しさも際立っている。終結部は悲しみが波の如く押し寄せるようです。
終楽章は、変幻自在のテンポで七色に変化すると表現したらいいだろうか?ダイナミックさと繊細さを持ち合わせ最後まで突き進む。マーラー演奏の先駆者の一人、ミトロプーロスの情熱を感じる演奏です。ハンマーは、3回です。

2018年9月8日土曜日

マーラー 交響曲第3番_ホーレンシュタイン

マーラー 交響曲第3番を聴く。何故に夏に!!たしかマーラー自身が削除したけど、第1楽章「夏が行進してくる」と標題がついていたような。ホーレンシュタインには、ロンドン交響楽団との間に2つの録音がある。1つは、言わずと知れた1970年のユニコーン盤のセッション。もう一つが、1961年のライブ(mono)。最高峰の第6楽章を奏するホーレンシュタイン盤は、何度聴いても素晴らしい。
ライブ盤の方がテンポは速めだ。そして第1楽章終了にヤンやヤンヤの拍手喝さいが入っているのが面白い。
セッション盤は、かなり音質が良い。冒頭のティンパニーで既にやられてしまいます。演奏も弾きしまった緊張感の中進んでいく。第4楽章のアルト、ワッツとプロクターの甲乙つけがたしで、どちらも深みのあるいい声。テンポは変わらないが、ライブ盤の方がかなり揺らしている感じ。しかし不自然さはない。セッション盤は、少し夜にヒンヤリ感を感じるところがいい。第6楽章、これはもう言うことはないでしょう。しなやかでありながら厚みのある音彩。抜群のテンポの揺れ、自然と湧き上がる高揚感。終結部の壮大さ。これはやはり私の3番の原点です。



2016年12月3日土曜日

マーラー 交響曲第2番「復活」_ケンペ

ケンペ:ミュンヘンフィルによる「マーラー 交響曲第2番<復活>」ニュー・フィルハーモニア合唱団、シーラ・アームストロング(ソプラノ)アンナ・レイノルズ(アルト)(1972年:ロイヤルアルバートホール LIVE)を聴こう。
実に芳醇な響きと乱れぬアンサブル。
愛すべき第2楽章のオーケストレーションの面白さを十分に伝えてくれる一枚。3楽章の強めで明確なピチカートも面白い。4楽章、レイノルズの艶やかな歌声もいい。終楽章は、変に深刻ぶらず、それでいて迫力をもつ爽快な賛歌のようだ。実に深みのある音色のマーラーではなかろうか。


2016年10月1日土曜日

マーラー「復活」_テンシュテット:北ドイツ放送交響楽団Live

満を持してテンシュテット:北ドイツ放送響 1980年9月29日LIVEによるマーラー 交響曲第2番 「復活」を聴こう!!
ソリストは、エディット・マティス(s)とドリス・ゾッフェル(ms)。
これほどデモーニッシュな「復活」は、他に類を見ないであろう。
この演奏は、ご存知の方はわかると思いますが「私」は土曜日でなければとても聴けない。それほどの緊張と感動を伴う90分間の凄演。

2016年8月28日日曜日

マーラー 交響曲第3番_レグナー

今朝の1曲。
マーラー 交響曲第3番 ハインツ・レグナー:ベルリン放送交響楽団、ラトヴィガ・ラッペ(アルト)<1983年、ベルリン・キリスト教会:録音>
レグナーは、「ブルックナー」でしょう という方が多いかと思いますが、このマーラーの3番は秀逸です。
速めのテンポの中に深い響きを持たせた演奏。
第1楽章の中間部に見せる素朴で明るい響き、余分な粘着性も角ばった所もなく淡々と流れるが、それでいて管楽群は極めて個性的で野性的だ。ベルリン放送交響楽団とは、旧東ドイツのオーケストラであり、弦楽群はときおり重厚さを持ち合わせ「ドレスデン・・」を思わせる。
大好きな3楽章は、躍動的で極めて軽快。ポストホルンを吹いているのは、ギュトラー(トランペッター)らしいので弱音器対応であろう。さすがに流麗だ。終結部 変ホ短調の和音からの爆発もスムーズ。
4楽章、ラッペの深みのある歌声も曲想を神秘的に変化させるのに有効的で、素晴らしいです。
終楽章(6)、時間をみると21分57秒といささか速めであるが、演奏ではそれを感じさせない。弦楽群の優しい響きが滑らかに体に浸みわたります。ホルンの響きも実に素晴らしい。
決して淡白なわけではなく、緩急・強弱とも自在で歌心のある演奏は目を見張るものがある。これは貴重な一枚です。