2015年10月30日金曜日

シューマン ピアノ三重奏曲・四重奏曲・五重奏曲


























一番ゆっくりできる月末最後の金曜日。
贅沢な時間を過ごしたい。
選んだのは「シューマン ピアノ三重奏曲&四重奏曲&ピアノ五重奏曲」。
まずは、ピアノ四重奏曲。
グレン・グールド;ジュリアード弦楽四重奏団員。所々でグールドの例の鼻歌も聞こえますヨ。
グールド 最初にして最後のシューマンである。
次いでピアノ五重奏曲。ピアノは、バーンスタイン。(ジュリアード弦楽四重奏団員)。バーンスタインの堪能さを味わう。
そして、ボザールトリオ+ドルフ・ベッテルハイム、サミュエル・ローズでピアノ三重奏曲、再び四重奏曲・五重奏曲を聴く。
プレスラーと弦楽の絶妙のアンサンブル。安心感。
何といっても四重奏曲の3楽章 アンダンテ・カンタービレ。
あまりに美しいメロディ。心に響くチェロの音色。むせび泣くヴァイオリン。何度もリピートしてしまうのは私だけではないだろう。
秋の夜長にピッタリです。

2015年10月25日日曜日

深きゲルマンの森の音 シューマン 交響曲

今朝は、コンヴィチュニー;ゲヴァントハウス管による「シューマン交響曲全集」を聴いております。
こちらは3CDで3枚目は、序曲スケルツォとフィナーレ Op.52・『ゲノヴェーヴァ』序曲・4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調Op.86・『マンフレッド』序曲 のおまけ付き。
で、この「おまけ」がまたいいんです。
特に、4本のホルン・・でのペーター・ダム率いるホルンの響き。冒頭のファンファーレでいきなり心を鷲掴みされます。
ダムは、1969年からはシュターツカペレ・ドレスデン移籍、サバリシュとの演奏も名盤です。
さてシンフォニーに戻ります。ゲヴァントハウス管は、ご存じシューマンの初演を多く演奏している。(交響曲は1.2.4番)
そうした伝統を受け継ぐ実にゲルマン的な堂々とした演奏、重厚にしてコクがある。そこが魅力です。
2番が意外と好きでよく聴きます。4番は、フルヴェン、クナの名演がありますが、こちらも、燻銀の響きを聴かせてくれます。

2015年10月24日土曜日

チャイコフスキー 交響曲全集

昨夜は、9時より爆睡したため、こんな時間に・・・お目覚め
ロストロポーヴィッチ;ロンドンフィルの「チャイコフスキー交響曲全集」より大好きな第5番を聴いている。ロストロの5番は、快速ムラヴィンよりも8分以上も遅い。中でも第2楽章の美しさは秀逸だ。ビオラ・チェロ・バスに導かれるホルンの主旋律は、まるで冬の大地の朝焼けを思わせる。厳しさの中にゆっくり流れる時間。ロマンティシズム溢れる甘美なチャイコフスキーを堪能。違った5番の聴き方です。

2015年10月18日日曜日

モーツァルト フルート四重奏曲集_ランパル

アマデウスで朝食を!
今朝は、フルート四重奏曲集。ジャン=ピエール・ランパルのフルートを、アイザック・スターン / アレンクサンダー・シュナイダー / レナード・ローズ。ランパンとスターンは2度 録音しているが、最初の録音(1969年)です。2度目(1986年)も豪華な面々ですが、今日はこちらを。(ランパル自身は4回録音しています。最初の2つは パスキエ・トリオとの競演)

2015年10月17日土曜日

秋の夜長にモーツァルト_ピアノ三重奏_ズスケ

今宵の秋の夜長に「モーツァルト ピアノ三重奏曲集」を。
ズスケ; プフェンダー;オルベルツによるトリオ。
モーツァルトは、チェロの名手がいなかったのでチェロを用いた楽曲が少ない(ない)と言われていますが、こちらのピアノトリオではチェロの良さを思う存分楽しめます。優しさと寛ぎに満ちた楽曲。3つの楽器が溶け合う心が洗われるトリオです。ドイツ・シャルプラッテン・レーベルの再リリース 最強廉価版シリーズでした。

カサドシュでモーツァルト_7番.10番

今朝もモーツァルトからスタートです。
SONY CLASSICAL  カサドシュ・プレイズ・モーツァルト(5CD)から 5CD目 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365(10番)、3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242(7番)ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452です。「2台のピアノ」は奥様ギャビーと「3台のピアノ」はさらに息子のジャンを加えての競演。なんか羨ましい。そして(オーマンディ:Philadelphia Orch及びPhiladelphia Woodwind Quintet)が支えます。実は、このシリーズ4枚目5枚目ばかり聴いてしまいます。1-3枚目は、21-27番で他にも名盤が多すぎて・・・。

2015年10月15日木曜日

スウェーデン放送合唱団

今日は音楽会。上野の東京文化会館でモーツァルトのレクイエム。世界一といわれるスウェーデン放送合唱団。指揮は当代一の合唱指揮者ダイクストラ。東京都交響楽団。
やっぱり凄いです。ソプラノの繊細な声、ppが美しい。フォルテシモも少しも力みのない、一本の美しい糸の様な声が響きます。テノールはまあなんと良い声なんでしょう。
アンコールのアヴェヴェルムコルプスはなんとアカペラでした。本当に涙が出ました。


2015年10月12日月曜日

さまよえるオランダ人

今朝は、ワーグナー:オペラ「さまよえるオランダ人」。
フェレンツ・フリッチャイ;RIAS室内合唱団/RIAS交響楽団で。
(1952年録音)


2015年10月11日日曜日

シューベルト 弦楽四重奏曲全集

秋の雨、こんな日は三叉神経が少し痛む。
遭えてシューベルト 弦楽四重奏曲全集を聴いてみる。
今朝は、さらにシネ・ノミネSQでなくこちらをわざと選んだ。
メロス弦楽四重奏団(1971-75年録音)。
メロスの鋭い厳しい音色、そして全体的に少しゆっくりめのテンポがシューベルトには合うと思う。

2015年10月10日土曜日

ドヴォルザーク スタバト・マーテル_スメターチェク

3連休につき、今朝は大曲から。先週の「レクイエム」に続きドヴォルザークから「スタバト・マーテル」 スメターチェク / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / プラハ・フィルハーモニー合唱団 (1961年)です。
20分を越える第1曲(全10曲93分)から吸い込まれる緊張感と美しいメロディー。ドヴォルザークらしい民族色は姿を隠し、あくまで格調高く凛とした名曲。

2015年10月4日日曜日

ブラームス チェロ・ソナタ

夕食までの束の間、またまたブラームスを聴きます。
「チェロソナタ1番2番」。今日は、ヤーノシュ・シュタルケル / ジェルジ・シェベック(1964年録音)。シュタルケルの音色は、ブラームスに良く合う。ジェルジ・シェベックは、無名に近いが、グリュミオー好き、ボザールトリオ好きの私には、お馴染みです。


ドヴォルザーク レクイエム_ケルテス

月に一度は聴いてしまう宗教曲シリーズ。今朝は、ドヴォルザークの「レクイエム」です。ケルテス/ロンドンフィル/アンブロジアン シンガーズ(1969年)。旋律の王様ドヴォルザークならではの美しいレクイエム。「ピエ イエス」がお気に入りです。
来週 都響/ダイクストラ/スウェーデン放送合唱団の「モツレク」を聴きに行きます。楽しみです。


2015年10月2日金曜日

シューマン・ナイト

今宵は、「シューマン・ナイト」。
まずは、クレーメルのヴァイオリン協奏曲(1994Live)、次にアルゲリッチのピアノ協奏曲(1992Live)。いずれもアーノンクール:ヨーロッパ室内管弦楽団。
そして、二人の競演 ヴァイオリンソナタ1.2番(1986)。。。。
最後は、チェロ協奏曲 デュプレ:バレンボイム+ニューフィルハーモニー管弦楽団(1968)。