2008年2月10日日曜日

この季節

025今年も風邪ひきの季節がやってきた。毎年この時期にだけ必ずといっていいほど風邪をひく。去年もブログに同じ事を書いている。
題名は「風邪の日はバロック?」。今年の風邪は木曜日から始まり、金曜日は最悪。でも仕事で同期が東京から来ていたので、夜中の1時半まで飲んでいた。その上土曜はGOLF。しかし意外にも体の力も抜けいいショットも打てていた(SCORE=91)。やっと今日は午後から回復基調。掃除・洗濯を済ませ気分も爽快。そして夜は、コーヒーを飲みながらバロックといきたい。 写真は、自慢のコーヒーブレイクセットだ。左のコーヒーカップは100円ショップで購入。ミルは、もう何年も使っている一品。豆は、マックスバリューで買ったやつ。

そして今年の音楽は、バッハ 「無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008」。

それでは、ヨーヨーマーで聴いてください。Bach_2bwv1008_yoyo_ma (クリック)

2008年2月7日木曜日

チェロが主役? ~ モーツァルトを語る 第42弾

第42弾は「弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調 K.589」。
プロシア王セットの2番目の曲です。弦楽四重奏曲の最後の3曲は、プロイセン国王、フリードリヒからの依頼で作曲されたために「プロイセン四重奏曲」とよばれています。依頼主であるフリードリヒは素人としては卓越したチェロ奏者であったために、この作品にはその様な王の腕前が存分に発揮できるようにチェロがまるで独奏楽器であるかのように活躍します。

第1楽章は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの3度の平行の第1主題で優雅に始まります。第2主題は、チェロの高音域が奏し、この時、ヴィオラどころかヴァイオリンまでチェロより低い音域に。
大好きな第2楽章は変ホ長調のラルゲットで、やはり最初からチェロが高音域で唱い始めます。とにかく美しいメロディーです。
第3楽章は変ロ長調のメヌエットですが、変ホ長調で書かれたトリオは二重構造。第4楽章は8分の6拍子の闊達なフィナーレです。

それでは、第2楽章を聴いてください。

演奏は、 Alban Berg Quartetです。
mozart_22_k.589 - 2(クリック)