2018年9月30日日曜日

ブラームス 弦楽六重奏曲_メニューイン



秋の夕方は、ブラームス 弦楽六重奏曲を聴こうか。
ユーディ・メニューイン、ロバート・マスターズ(Vn)
セシル・アロノヴィッツ、エルンスト・ウォルフィッシュ(Va)モーリス・ジャンドロン、デレク・シンプソン(Vc)

2018年9月28日金曜日

ブラームス 交響曲第3番_クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ;ベルリンフィル 1950年録音
ブラームス 交響曲第3番へ長調 Op.90。
この演奏だけは、最初に聞いた時・・北島康介ではないが、「なんにも言えねぇ~」だった。そしてとても好きにはなれないのだ。しかし、どうしてもこうして何度も何度も聴きたくなる。なにか心にグサグサつき刺さるものがある。この演奏はよく表現される寂寥や哀愁ではない。咆哮の第1楽章、暗澹の第2楽章、哀哭の第3楽章、慟哭と切迫の第4楽章。うーん
やはり、クナは異形の創造者だな!!


2018年9月17日月曜日

ブルックナー 交響曲第7番_ベイヌム

スクリベンダムの「ベイヌム」のBOX 1.2 です。CDにもジャケットの表紙が印刷されていてお洒落。
今日は今からGOLFです。その前にブッルクナーの交響曲第7番 ホ長調を聴いていきます。コンセルトヘボウ管との1953年録音(mono)です。
GOLF前なので、重くならない颯爽としたベイヌム盤を選択。コンセルトヘボウ管の弦の美しさ、管楽群の響きの良さはモノラルでも十分に伝わってきます。
快速でありながらロマンチックな演奏です。変に重厚でねっとりとした感情に溺れず、それでいて美しいAdagioがベイヌムの魅力です。




2018年9月15日土曜日

ワグナー ニュルンベルグのマイスタージンガー_ケンペ

3連休ですが、あいにくの雨模様。といっても初めから出かける予定もなし。朝からワグナー。
往年の名テノール「ルドルフ ショック」のBOXより、1956年のケンペ;ベルリンフィル、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ベルリン国立歌劇場合唱団、ベルリン聖ヘトヴィヒ教会合唱団による楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」鑑賞。キャストは、フェルディナント・フランツ(ザックス)ルドルフ・ショック(ヴァルター)ゴットロープ・フリック(ポーグナー)エリーザベト・グリュンマー(エーファ)ベンノ・クシェ(ベックメッサー)など。
ケンペには、 有名なシュターツカペレ・ドレスデンとのライブ盤もありますが、今朝は一推しの「こちら」で。
当BOX コンヴィチュニーとの「さまよえるオランダ人」も収録(歌手陣も新旧錚々たる面々)されており、お買い得!!


2018年9月8日土曜日

マーラー 交響曲第3番_ホーレンシュタイン

マーラー 交響曲第3番を聴く。何故に夏に!!たしかマーラー自身が削除したけど、第1楽章「夏が行進してくる」と標題がついていたような。ホーレンシュタインには、ロンドン交響楽団との間に2つの録音がある。1つは、言わずと知れた1970年のユニコーン盤のセッション。もう一つが、1961年のライブ(mono)。最高峰の第6楽章を奏するホーレンシュタイン盤は、何度聴いても素晴らしい。
ライブ盤の方がテンポは速めだ。そして第1楽章終了にヤンやヤンヤの拍手喝さいが入っているのが面白い。
セッション盤は、かなり音質が良い。冒頭のティンパニーで既にやられてしまいます。演奏も弾きしまった緊張感の中進んでいく。第4楽章のアルト、ワッツとプロクターの甲乙つけがたしで、どちらも深みのあるいい声。テンポは変わらないが、ライブ盤の方がかなり揺らしている感じ。しかし不自然さはない。セッション盤は、少し夜にヒンヤリ感を感じるところがいい。第6楽章、これはもう言うことはないでしょう。しなやかでありながら厚みのある音彩。抜群のテンポの揺れ、自然と湧き上がる高揚感。終結部の壮大さ。これはやはり私の3番の原点です。