2015年3月29日日曜日

ベートーヴェン 交響曲第2番_クリュイタンス


今朝の音楽は、クリュイタンス:BPOのベートーヴェン交響曲集から「2番」を。
奇数が持て囃されるベートーヴェンの交響曲ですが、偶数も私は意外とよく聴きます。ベートーヴェン緩徐楽章の白眉と思っている第二楽章。好きです。甘く切ないヴァイオリンによる主題、そこにクラリネット中心の木管群が花を添える。勿論、A管クラリネットの神髄「イ長調」。



2015年3月21日土曜日

ブルックナー ミサ曲


今朝の一枚。ブルックナー「ミサ曲 1・2・3番」ヨッフム&バイエルン放送交響楽団&合唱団。特に3番 ヘ短調 がお気に入りです。クレドのテナーソロに寄り添うヴァイオリンの美しさを聴くために60分を費やす的な・・・

2015年3月15日日曜日

ベートーヴェン チェロ・ソナタ集_フルニエ

今朝の一枚。フルニエ&グルダの「ベートーヴェン チェロソナタ集 1959年録音」。
厳格なフルニエとお茶目なグルダの相乗効果。「音を楽しむ」様子が目に浮かびます。1-3番は、緩徐楽章を持ちませんが、第3楽章の出だしの短いアダージョ・カンタービレは美しく、その役割を担っています。ここ以外はすべてアレグロ。ハイポジションの妙を楽しめます。
そしてこの3番が私のお気に入りです。




2015年3月14日土曜日

ハイドン 弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」


今朝の一枚。ハイドン「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」エマーソン四重奏団。オーケストラ版もありますが、やはり冒頭の凛とした感じ、緩徐楽章の優しさは四重奏曲の方が好きです。
7つの言葉とは、
①「父よ、彼らを赦したまえ。 彼らは自分で何をしているのか自分でも分かっていないのですから」(ルカの福音書23章34節)
②「真に私はあなたに言う。 今日、あなたは私と共に天国にいるであろう」(ルカの福音書23章43節)
③「女よ、汝の息子を見よ(ヨハネに)汝の母がいます」(ヨハネの福音書19章26節-27節)
④「我が神よ、我が神よ、何ゆえ私を見捨て給うたのか?」(マタイの福音書27章46節)
➄「私は渇く。」(ヨハネの福音書19章28節)
⑥「すべては終わった。」(ヨハネの福音書19章30節)
⑦「父よ、御手に魂を委ねます」(ルカの福音書23章46節)
この四重奏曲は、言葉の前に「序曲」、後に「地震」という曲がはいります。
調性は、ニ短調 「レクイエム」の調性と同じです。
ちなみに(神の讃歌=ニ長調、鎮魂=ニ短調が多いですね)・・・D(Deus)?
7つのソナタはすべて緩徐楽章という変わった構成です。
エマーソン四重奏団は、結構好きで幾つか保有しています。