2014年11月30日日曜日

ベルリオーズ 荘厳ミサ曲


今朝の一枚。ベルリオーズ 「荘厳ミサ曲」 ガーディーナー指揮
DISK UNION 中古 300円での掘り出し物。
ベルリオーズが、20歳の時に破棄したと思われていた自筆譜が1992年に発見。
ガーディーナーにより<ウェストミンスター大聖堂>で録音されたもの。
「O salutaris」の美しさに感動。
「Gloria」では「ローマの謝肉祭」、「Gratias」では「幻想交響曲」3楽章 野の風景の音が既に出てきます。

2014年11月22日土曜日

マーラー さすらう若人の歌


今朝の一枚。F.ディスカウのマーラー歌曲集。
「さすらう若人の歌」フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア
「亡き児をしのぶ歌」ケンペ指揮 ベルリンフィル
「リュッケルトの歌による5つの歌」ピアノ;バレンボイム
前半2作品では、ディスカウ 20代の若々しい声が堪能できます。

2014年11月16日日曜日

ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集_内田光子


本日は、またまた一人で留守番。朝から、ゴルフ練習、玄関掃除、家の掃除。
やっと一息。
今日の1枚、いや3枚。ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 内田光子;ザンデルリング(バイエルン放送響(1.2.5)&コンセルトヘボウ管(3.4))。
躍動感があり、音が立っているものが好きです。内田光子が希望して競演したコンビです。ザンデルリングは、リヒテルやブレンデルと録音を残していますが、内田光子が一番いいかと。どことなくモーツァルト的なところも好きな要因です。

2014年11月15日土曜日

ドビッシー 管弦楽集


今週は飲み会続きで、さすがにお疲れです。
今日の一枚。壮年期のピエール・ブーレーズ(ニューフィルハーモニー:クリーブランド)のドビッシー;管弦楽集2枚組<1966-68>です。
半分寝ながら聴いています。

2014年11月8日土曜日

モーツァルト ヴェスペレ_アーノンクール


久しぶりにゆっくりできる土曜日です。今日の一枚は、「アーノンクール/モーツァルト:戴冠式ミサ、ヴェスペレ(証聖者の盛儀晩課) K.339」。
K.339は、大のお気に入りです。
ヴェスペレとは、カトリック教会で信徒が集うミサの他に、聖職者が行なう1日8回の聖務日課の内、日没時に行われる祈り(晩課)のことで、宗教音楽の歴史上ミサに次ぐものです。
「ヴェスペレ」の歌詞はラテン語ですが,ミサ通常文ではなく,旧約聖書からのいくつかの詩篇(psalms)に加え,最後に新約「ルカ福音書」からの聖母マリアによる賛歌「マニフィカト」に作曲するという形式が決まっています。
以下がその6曲です。

第1曲 ディクシト。(主は言われる) ハ長調 
第2曲 コンフィテボル。(主をほめまつる) 変ホ長調
第3曲 ベアートゥス・ヴィル。(幸いなるかな ) ト長調
第4曲 ラウダーテ・プエリ。(ほめたたえよ) ニ短調
第5曲 ラウダーテ・ドミヌム。(主をほめたたえよ) ヘ長調
第6曲 マニフィカト。(吾が魂は主をあがめ) ハ長調 
全ての章は、次の歌詞で終わります。
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
父と子と聖霊に栄光あれ。
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
始めにありしごとく,いまも いつも,
et saecula saeculorum. Amen.
世々限りなく。アーメン。
さて第4曲の減七度歩行の主題にもとづくフーガは、聴くものを虜にします。
そしてK387の第4楽章で見せたポリフォニーとホモフォニーの結合はここにも。
第5曲のソプラノソロは、上質のアリアのようです。
また合唱のメロディーはこの上なき優しさに包まれており、最後のAmenはまさに天上の音楽と感じるのは私だけでしょうか。
アルフレッド・アインシュタイン曰く「モーツァルトのこのような楽曲を知らない者は、モーツァルトを知る者とは言えない。」

2014年11月3日月曜日

ケーゲルの凄み


今朝の一枚。もとい2枚。ケーゲル:ドレスデンフィル ベルリンの壁崩壊の翌日1989年10月18日 サントリーホールでの伝説のLIVEです。翌年、ケーゲルは謎のピストル自殺。確かにドレスデンが格別うまいわけでは無い。音もはずす、アンサンブルも時折あれぇ。でも何か凄い。