2018年11月17日土曜日

ベートーヴェン ハ短調つながりで


毎月1.3週目の土曜日は、町内の防犯パトロールの日。やっと暗くなり拍子木や警備用の赤いライトが似合う季節に。
さて、パトロールを終えて夕飯までの間、ベートヴェン!!
最近ハマっているハンス・リヒター・ハーザーでピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37。ジュリーニ:フィルハーモニア管(1963年録音)。そして、ブッフビンダーの全集からソナタ5番ハ短調Op.10-1。この曲は第2楽章Adagioが大のお気に入り。そして、ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」とピアノソナタ第32番 ハ短調 Op.111。
もうお判りでしょうか。今日は「ハ短調」繋がりで。

2018年11月2日金曜日

NDRエルプフィル管弦楽団コンサート

サントリーホールで開催された「NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団」のコンサート、夫婦で行って来ました。(北ドイツ放送交響楽団の方がなじみですが)
ピアノコンチェルトを弾くグリモーが肩の故障とやらで来日できず。正直ガッカリしていましたが、、代役のブッフビンダー。これはお釣りがくると意気揚々と出かけました。
予想通りブッフビンダーのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、秀逸でした。
感動して聴いておりました。ブッフビンダーのピアノは、玉のように転がる音も剣を突き刺すような打鍵も多彩に操り、両手のバランスが素晴らしく、私のような素人でもクッキリと音が浮かび上がってくるのがわかる。また、あれほどナチュラルなクレッシェンドとデクレッシェンドを聴かされたのは、初めてでした。細かな音符の一音一音が順番に大きくなり小さくなる。お気に入りの第2楽章は、変にもったいぶらず、それでいてリリカルな演奏でした。かみさんは、ベンちゃんのソナタのCD買ってました。NDRは、昔の録音をよく聴いている為か、勝手に弦楽群はもっと低重心だと思っていたのですが、意外にも明るめの音彩。中声部の美しさは抜群でした。管楽群の迫力は、想像通り。ブルックナー 7番。第1.2楽章共にテンポは、速めです。個人的には、第2楽章は、もう少しタメて欲しかった。第3楽章スケルツォは、抜群に良かったです。出だしから野性味溢れ中間部は、グッと柔らかく。NDRのワグナーチューバ、ホルンの豊穣な響きを満喫しました。
観客の入りは7割程度、グリモー目当てのミーハー達が来なかったようです。
また、さすがメインがブルックナーだけあって女性客が少ない。かみさんもトイレが空いてびっくりしたようでした。