2015年3月14日土曜日

ハイドン 弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」


今朝の一枚。ハイドン「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」エマーソン四重奏団。オーケストラ版もありますが、やはり冒頭の凛とした感じ、緩徐楽章の優しさは四重奏曲の方が好きです。
7つの言葉とは、
①「父よ、彼らを赦したまえ。 彼らは自分で何をしているのか自分でも分かっていないのですから」(ルカの福音書23章34節)
②「真に私はあなたに言う。 今日、あなたは私と共に天国にいるであろう」(ルカの福音書23章43節)
③「女よ、汝の息子を見よ(ヨハネに)汝の母がいます」(ヨハネの福音書19章26節-27節)
④「我が神よ、我が神よ、何ゆえ私を見捨て給うたのか?」(マタイの福音書27章46節)
➄「私は渇く。」(ヨハネの福音書19章28節)
⑥「すべては終わった。」(ヨハネの福音書19章30節)
⑦「父よ、御手に魂を委ねます」(ルカの福音書23章46節)
この四重奏曲は、言葉の前に「序曲」、後に「地震」という曲がはいります。
調性は、ニ短調 「レクイエム」の調性と同じです。
ちなみに(神の讃歌=ニ長調、鎮魂=ニ短調が多いですね)・・・D(Deus)?
7つのソナタはすべて緩徐楽章という変わった構成です。
エマーソン四重奏団は、結構好きで幾つか保有しています。

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