2007年3月10日土曜日

天上の音楽~モーツァルトを語る 第14弾

第14弾は「ディヴェルトメント 変ホ長調 K.563」。

まさに天上の音楽。私は、朝いつも通勤電車で、この曲を聴きながら新聞や本を読んでいます。なんという贅沢。混雑している周りを気にすることなく自分の世界に入り込めます。
アインシュタインは、「この世で耳にする中で最も完璧で最も繊細な曲である」と絶賛しています。

6楽章からなる曲は、弦楽三重奏で、一見小さい編成だが、だからこそ難しい編成であるにもかかわらず、見事な和音や技巧で、美しいメロディーを作り出しています。ケッヘル番号でわかるとおり、かなり後期の曲です。1988年、あのジュピターの1ヵ月後に作曲されました。モーツァルト自身も2度ほど演奏しているみたいです。パートは、ヴィオラ。多分この曲でキーを握っている楽器だからでしょうか。モーツァルトファンにお勧め作品ベスト10を選んでもらうと、必ず入ってくる曲だと私は思っています。全てをアップしたいのですが、いずれまた。

今日は、第一楽章をお聴きください。

k.563 - 01 (クリック)してください。

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