2019年11月23日土曜日

ロクサラーヌ&後宮の逃走

トルコのテレビドラマのHulu配信「オスマン帝国外伝」がかなり面白い。皇帝スレイマン1世の一生を後宮の争いを中心に描いたもの。何気に見始めたが200話以上続くみたいなのだ。。。歴史的にはかなり史実に基づいて描かれている。ハンガリー軍を一瞬にして葬り去った有名な「モハーチの戦い」も出てきた!さて、もう一人の主役「ヒュッレム妃」が凄い。奴隷から第一皇帝妃まで上り詰めた賢悪女、その暗躍・豪胆ぶりが凄まじい。ところでこのヒュッレム妃、西洋諸国側ではロクスラーヌと呼ばれている。ハイドンの交響曲第63番の第2楽章allegrettoにこの「ロクスラーヌ」の副題がついている。ハイドン自身の劇「ソリマン2世」の付随音楽の転用とも言われている。似つかわしくない軽快なメロディである。久しぶりに聴いてみた。さて、このドラマのシリーズはなんと<5>まであるようだが現在シリーズ2を視聴中。そこに史実にはない王女の捕虜が登場する。その中にモーツァルトのオペラ「後宮の逃走」を思わせるシーンが出てきた。というわけで、久しぶりに1954年録音:フリッチャイ&ベルリン放送響演奏のCDを今日は聴くとしよう。雨で紅葉狩りは断念。




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