今朝の一枚。1983/1/12 マルケビッチ;NHK交響楽団 伝説のライブ チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」。やっと手に入れました。
「悲愴」といえば私は闘病時のフリッチャイ一押しですが、こちらも2か月後に死去するマルケビッチの最後の咆哮と虚無と絶望が入り混じる名演です。N響もすばらしい。
2014年12月14日日曜日
2014年11月30日日曜日
ベルリオーズ 荘厳ミサ曲
今朝の一枚。ベルリオーズ 「荘厳ミサ曲」 ガーディーナー指揮
DISK UNION 中古 300円での掘り出し物。
ベルリオーズが、20歳の時に破棄したと思われていた自筆譜が1992年に発見。
ガーディーナーにより<ウェストミンスター大聖堂>で録音されたもの。
「O salutaris」の美しさに感動。
「Gloria」では「ローマの謝肉祭」、「Gratias」では「幻想交響曲」3楽章 野の風景の音が既に出てきます。
DISK UNION 中古 300円での掘り出し物。
ベルリオーズが、20歳の時に破棄したと思われていた自筆譜が1992年に発見。
ガーディーナーにより<ウェストミンスター大聖堂>で録音されたもの。
「O salutaris」の美しさに感動。
「Gloria」では「ローマの謝肉祭」、「Gratias」では「幻想交響曲」3楽章 野の風景の音が既に出てきます。
2014年11月22日土曜日
マーラー さすらう若人の歌
「さすらう若人の歌」フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア
「亡き児をしのぶ歌」ケンペ指揮 ベルリンフィル
「リュッケルトの歌による5つの歌」ピアノ;バレンボイム
「亡き児をしのぶ歌」ケンペ指揮 ベルリンフィル
「リュッケルトの歌による5つの歌」ピアノ;バレンボイム
前半2作品では、ディスカウ 20代の若々しい声が堪能できます。
2014年11月16日日曜日
ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集_内田光子
本日は、またまた一人で留守番。朝から、ゴルフ練習、玄関掃除、家の掃除。
やっと一息。
今日の1枚、いや3枚。ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 内田光子;ザンデルリング(バイエルン放送響(1.2.5)&コンセルトヘボウ管(3.4))。
躍動感があり、音が立っているものが好きです。内田光子が希望して競演したコンビです。ザンデルリングは、リヒテルやブレンデルと録音を残していますが、内田光子が一番いいかと。どことなくモーツァルト的なところも好きな要因です。
やっと一息。
今日の1枚、いや3枚。ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 内田光子;ザンデルリング(バイエルン放送響(1.2.5)&コンセルトヘボウ管(3.4))。
躍動感があり、音が立っているものが好きです。内田光子が希望して競演したコンビです。ザンデルリングは、リヒテルやブレンデルと録音を残していますが、内田光子が一番いいかと。どことなくモーツァルト的なところも好きな要因です。
2014年11月15日土曜日
ドビッシー 管弦楽集
今週は飲み会続きで、さすがにお疲れです。
今日の一枚。壮年期のピエール・ブーレーズ(ニューフィルハーモニー:クリーブランド)のドビッシー;管弦楽集2枚組<1966-68>です。
半分寝ながら聴いています。
今日の一枚。壮年期のピエール・ブーレーズ(ニューフィルハーモニー:クリーブランド)のドビッシー;管弦楽集2枚組<1966-68>です。
半分寝ながら聴いています。
2014年11月8日土曜日
モーツァルト ヴェスペレ_アーノンクール
久しぶりにゆっくりできる土曜日です。今日の一枚は、「アーノンクール/モーツァルト:戴冠式ミサ、ヴェスペレ(証聖者の盛儀晩課) K.339」。
K.339は、大のお気に入りです。
ヴェスペレとは、カトリック教会で信徒が集うミサの他に、聖職者が行なう1日8回の聖務日課の内、日没時に行われる祈り(晩課)のことで、宗教音楽の歴史上ミサに次ぐものです。
「ヴェスペレ」の歌詞はラテン語ですが,ミサ通常文ではなく,旧約聖書からのいくつかの詩篇(psalms)に加え,最後に新約「ルカ福音書」からの聖母マリアによる賛歌「マニフィカト」に作曲するという形式が決まっています。
以下がその6曲です。
K.339は、大のお気に入りです。
ヴェスペレとは、カトリック教会で信徒が集うミサの他に、聖職者が行なう1日8回の聖務日課の内、日没時に行われる祈り(晩課)のことで、宗教音楽の歴史上ミサに次ぐものです。
「ヴェスペレ」の歌詞はラテン語ですが,ミサ通常文ではなく,旧約聖書からのいくつかの詩篇(psalms)に加え,最後に新約「ルカ福音書」からの聖母マリアによる賛歌「マニフィカト」に作曲するという形式が決まっています。
以下がその6曲です。
第1曲 ディクシト。(主は言われる) ハ長調
第2曲 コンフィテボル。(主をほめまつる) 変ホ長調
第3曲 ベアートゥス・ヴィル。(幸いなるかな ) ト長調
第4曲 ラウダーテ・プエリ。(ほめたたえよ) ニ短調
第5曲 ラウダーテ・ドミヌム。(主をほめたたえよ) ヘ長調
第6曲 マニフィカト。(吾が魂は主をあがめ) ハ長調
第2曲 コンフィテボル。(主をほめまつる) 変ホ長調
第3曲 ベアートゥス・ヴィル。(幸いなるかな ) ト長調
第4曲 ラウダーテ・プエリ。(ほめたたえよ) ニ短調
第5曲 ラウダーテ・ドミヌム。(主をほめたたえよ) ヘ長調
第6曲 マニフィカト。(吾が魂は主をあがめ) ハ長調
全ての章は、次の歌詞で終わります。
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
父と子と聖霊に栄光あれ。
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
始めにありしごとく,いまも いつも,
et saecula saeculorum. Amen.
et saecula saeculorum. Amen.
世々限りなく。アーメン。
さて第4曲の減七度歩行の主題にもとづくフーガは、聴くものを虜にします。
そしてK387の第4楽章で見せたポリフォニーとホモフォニーの結合はここにも。
第5曲のソプラノソロは、上質のアリアのようです。
また合唱のメロディーはこの上なき優しさに包まれており、最後のAmenはまさに天上の音楽と感じるのは私だけでしょうか。
そしてK387の第4楽章で見せたポリフォニーとホモフォニーの結合はここにも。
第5曲のソプラノソロは、上質のアリアのようです。
また合唱のメロディーはこの上なき優しさに包まれており、最後のAmenはまさに天上の音楽と感じるのは私だけでしょうか。
アルフレッド・アインシュタイン曰く「モーツァルトのこのような楽曲を知らない者は、モーツァルトを知る者とは言えない。」
2014年11月3日月曜日
ケーゲルの凄み
今朝の一枚。もとい2枚。ケーゲル:ドレスデンフィル ベルリンの壁崩壊の翌日1989年10月18日 サントリーホールでの伝説のLIVEです。翌年、ケーゲルは謎のピストル自殺。確かにドレスデンが格別うまいわけでは無い。音もはずす、アンサンブルも時折あれぇ。でも何か凄い。
2014年10月19日日曜日
ヴィヴァルディ「調和の霊感」
今日の一枚。ヴィヴァルディ「調和の霊感」 Fabio Biondi;Europa Galante。
1本から4本のヴァイオリンのための全12曲の協奏曲集です。
新しい協奏曲のスタイルを築き上げたもので、バッハにも影響を与えました。これを基にした編曲がいくつもあります。(BWV.593,596,972,973,976,978,1065など)
古楽界の新生児ビオンディの粘りある情熱的な音色にはまってしまいます。
初めての方はお勧めしませんが。
1本から4本のヴァイオリンのための全12曲の協奏曲集です。
新しい協奏曲のスタイルを築き上げたもので、バッハにも影響を与えました。これを基にした編曲がいくつもあります。(BWV.593,596,972,973,976,978,1065など)
古楽界の新生児ビオンディの粘りある情熱的な音色にはまってしまいます。
初めての方はお勧めしませんが。
2014年10月11日土曜日
2014年10月5日日曜日
ブラームス チェロ・ソナタ_ヨーヨーマ
台風の影響で、朝から激しい雨が降っております。憂鬱!!ということで
今朝の一枚は、ヨーヨー・マ&エマニュエル・アックスによるブラームス「チェロソナタ1番・2番」です。
ブラームスは、生涯この2曲しかチェロソナタを書いていません。
それも1番から2番までは、20年以上もたっています。
1番は短調の3楽章、2番は長調の4楽章からなります。
詳しい方は、お気づきか。
この構成、やはり2つしかないピアノ協奏曲と同じです。
やっぱり秋になるとブラームスを聴く回数が増えますねえ。
ブラームスは、生涯この2曲しかチェロソナタを書いていません。
それも1番から2番までは、20年以上もたっています。
1番は短調の3楽章、2番は長調の4楽章からなります。
詳しい方は、お気づきか。
この構成、やはり2つしかないピアノ協奏曲と同じです。
やっぱり秋になるとブラームスを聴く回数が増えますねえ。
2014年10月4日土曜日
メータの復活
昨晩の「お寿司」のせいで、喉が渇き早々に起きだす。
今朝の一枚は、メータ;ウィンフィルのマーラー交響曲第2番「復活」。
メータ39歳の録音。先日、中古CD店にて購入。本当はベルティーニ;ケルンの3番が欲しくて行ったのですが、BOXしかなく(高くて手が出ない(^^♪ )、こちらを購入。これは、デッカが誇るウィーン ゾフィエンザールでの録音。残響の豊麗さにしびれます。
今朝の一枚は、メータ;ウィンフィルのマーラー交響曲第2番「復活」。
メータ39歳の録音。先日、中古CD店にて購入。本当はベルティーニ;ケルンの3番が欲しくて行ったのですが、BOXしかなく(高くて手が出ない(^^♪ )、こちらを購入。これは、デッカが誇るウィーン ゾフィエンザールでの録音。残響の豊麗さにしびれます。
2014年9月28日日曜日
2014年9月7日日曜日
バッハ 平均律クラーヴィア曲集
夜中の一枚。昨日のゴルフ(絶好調 2バーディー:86)の疲れでソファーで早寝。今頃起き出しての一枚。リヒテルのバッハ:平均律クラヴィア曲集。第一巻BWV846-869が1970年夏、第二巻BWV870-893が1973年2月・8月・9月にレコーディングされている。録音場所はなんとザルツブルクのクレスハイム宮殿である。そして珍しくベーゼンドルファーにて演奏してる。優しくクレスハイム宮殿の空間に浸透していくような残響が心地よいです。
ちなみにこの平均律クラヴィア曲集ですが、ジャケットにあるように、The Well Tempered Clavier(英語)Das Wohltemperierte Klavier(独語)=「適切に調律された鍵盤楽器」です。平均律は誤訳です。説明すると長くなるので、自分で調べてね。
ちなみにこの平均律クラヴィア曲集ですが、ジャケットにあるように、The Well Tempered Clavier(英語)Das Wohltemperierte Klavier(独語)=「適切に調律された鍵盤楽器」です。平均律は誤訳です。説明すると長くなるので、自分で調べてね。
2014年8月31日日曜日
サン=サーンス チェロ協奏曲
やっと涼しくなってきました。
今朝の一枚は、デュプレ&バレンボイム(ニューフィルハーモニーO)のシューマンとサンサーンスのチェロ協奏曲。
デュプレ&バレンボイム、ちょうどこの二人が結婚(1966年)したばかりの1968年の演奏です。
今朝の一枚は、デュプレ&バレンボイム(ニューフィルハーモニーO)のシューマンとサンサーンスのチェロ協奏曲。
デュプレ&バレンボイム、ちょうどこの二人が結婚(1966年)したばかりの1968年の演奏です。
2014年8月14日木曜日
スメタナ 連作交響詩「わが祖国」
今日の一枚。 スメタナ - 連作交響詩「わが祖国」。ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団。(1984)クーベリックは、この曲を得意にしていたのでしょうね。(ボヘミア出身)
① 1952年 シカゴ交響楽団
② 1958年 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
③ 1971年 ボストン交響楽団
④ 1984年 バイエルン放送交響楽団
⑤ 1990年 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
⑥ 1991年 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
6つも録音が残っています。
私が、持っているのは④だけです。こちらは、スメタナ没後100周年、クーベリック生誕70年を記念して開かれた演奏会のライヴです。
① 1952年 シカゴ交響楽団
② 1958年 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
③ 1971年 ボストン交響楽団
④ 1984年 バイエルン放送交響楽団
⑤ 1990年 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
⑥ 1991年 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
6つも録音が残っています。
私が、持っているのは④だけです。こちらは、スメタナ没後100周年、クーベリック生誕70年を記念して開かれた演奏会のライヴです。
「モルダウ」だけを聴く場合は、フリッチャイ;ベルリンフィルを聴きますが、今日は、こちらを楽しみます。
冒頭の4つの音で構成される主題(B♭-E♭-D-B♭)は、交響詩全体の重要なモチーフでもあり、べドルジハ・スメタナの頭文字 B.S で始まるという面白さ。
冒頭の4つの音で構成される主題(B♭-E♭-D-B♭)は、交響詩全体の重要なモチーフでもあり、べドルジハ・スメタナの頭文字 B.S で始まるという面白さ。
2014年7月27日日曜日
2008年12月14日日曜日
ウィーンの交響曲~モーツァルトを語る 第62弾
第62弾は、「交響曲第29番 イ長調 k.201」交響曲の中で一番好きな曲だ。
第一主題が始まると、何故かワクワクするのだ。これから何か楽しいことが・・と思わせる音に。管楽器が登場するフォルテに向かって奔ってゆくオクターブ音階がたまらなく好きだ。目覚ましにしているほどだ。それにしても、その第1ヴァイオリンの旋律を支える第2ヴァイオリンがまた美しい。そして、この曲で最も惹かれるのは、92小節~102小節までの絶妙な<つなぎ>だ。理由はない。聴き始めた瞬間からここへ来るのを待っている自分がいる。
第2楽章は可愛らしい。弱音器をつけた美しい第1ヴァイオリンのメロディーを第2ヴァイオリンが受け継ぎ、オーボエが引き継ぐ。そして待ちに待った高らかなオーボエの一声で静謐の内に終わりを迎える。
第3楽章も優しい音楽だ。途中にオーボエとホルンのユニゾンによるファンファーレが面白い。
第4楽章は、第1楽章の第1主題と呼応するかのようにオクターブ下降音型で始まり、そこから面白ように駆け上がっていく音階。モーツァルトならではの音階を楽しめる。そしてホルンに注目。美しいホルンを堪能できる。
それでは、第1楽章をお聴きください。演奏は、絶妙な速度と美しいホルンが魅力のケルテス指揮ウィーンフィルです。
Mozart - 交響曲 第29番 イ長調 K_201(186a) 第1楽章_ Allegro Moderato.mp3
第一主題が始まると、何故かワクワクするのだ。これから何か楽しいことが・・と思わせる音に。管楽器が登場するフォルテに向かって奔ってゆくオクターブ音階がたまらなく好きだ。目覚ましにしているほどだ。それにしても、その第1ヴァイオリンの旋律を支える第2ヴァイオリンがまた美しい。そして、この曲で最も惹かれるのは、92小節~102小節までの絶妙な<つなぎ>だ。理由はない。聴き始めた瞬間からここへ来るのを待っている自分がいる。
第2楽章は可愛らしい。弱音器をつけた美しい第1ヴァイオリンのメロディーを第2ヴァイオリンが受け継ぎ、オーボエが引き継ぐ。そして待ちに待った高らかなオーボエの一声で静謐の内に終わりを迎える。
第3楽章も優しい音楽だ。途中にオーボエとホルンのユニゾンによるファンファーレが面白い。
第4楽章は、第1楽章の第1主題と呼応するかのようにオクターブ下降音型で始まり、そこから面白ように駆け上がっていく音階。モーツァルトならではの音階を楽しめる。そしてホルンに注目。美しいホルンを堪能できる。
それでは、第1楽章をお聴きください。演奏は、絶妙な速度と美しいホルンが魅力のケルテス指揮ウィーンフィルです。
Mozart - 交響曲 第29番 イ長調 K_201(186a) 第1楽章_ Allegro Moderato.mp3
2008年10月23日木曜日
オーボエ派フルート派 ~ モーツァルトを語る第61弾
第61弾は「オーボエ協奏曲ハ長調K314」。
このK314に、もう一つフルート協奏曲第二番ニ長調 というのがある。1音あげて後で作られたといわれているが、異説もある。オーボエ、フルートともに味わいがあるが、私は断然オーボエに軍配をあげる。
紹介するのは、ホリガーのオーボエだ。高度で絶妙なコントロールをさらりと吹きこなしていて,息を呑むほどだ。技術的な面だけでなく自由にのやかに飛翔する音色には心が解き放たれる思いがする。それでいて節度もあり,高度に洗練された愉悦感に満たされた演奏は、ただただ聴き惚れるばかりた。
それではお楽しみください。
Mozart - オーボエ協奏曲 ハ長調 K314_ 1_ Allegro Aperto.mp3
このK314に、もう一つフルート協奏曲第二番ニ長調 というのがある。1音あげて後で作られたといわれているが、異説もある。オーボエ、フルートともに味わいがあるが、私は断然オーボエに軍配をあげる。
紹介するのは、ホリガーのオーボエだ。高度で絶妙なコントロールをさらりと吹きこなしていて,息を呑むほどだ。技術的な面だけでなく自由にのやかに飛翔する音色には心が解き放たれる思いがする。それでいて節度もあり,高度に洗練された愉悦感に満たされた演奏は、ただただ聴き惚れるばかりた。
それではお楽しみください。
Mozart - オーボエ協奏曲 ハ長調 K314_ 1_ Allegro Aperto.mp3
2008年10月13日月曜日
2台のピアノ ~ モーツァルトを語る 第60弾
第60弾は、あの「のだめカンタービレ」で一躍有名になった「2台のピアノのためのソナタ 二長調 K.448」から第一楽章をとりあげる。
ご存じ2台のピアノソナタは、この1曲だけである。弟子のヨゼファ・アゥエルンハンマーと弾く為に作曲された。最近よく言われる<モーツァルト効果>即ち頭が良くなるモーツァルトで論文として最初にとりあげられブームを巻き起こした曲でもある。クリスチャン・バッハの影響を色濃く受けた、実に爽快で、それでいて精緻な曲です。さて、本当に頭が良くなるか、聴いてください。
Mozart - 2台のピアノのためのソナタ 二長調 K.448 - ⅠAllegro con spirito.mp3
2008年10月12日日曜日
零落の中のやすらぎ ~ モーツァルトを語る 第59弾
第59弾は、「アダージョ ロ短調 K.540」。
深い悲しみが世界を蔽う。真っ暗な暗闇に落ちていきそうなメロディー。ロ短調による単独の作品は唯一無二のものらしい。しかし少しだけ安らぎを求めるメロディーが流れる。
アインシュタインは 「モーツァルトがかつて作曲したもののうちで最も完璧で、感覚的で、最も慰めのないものの一つである。」と表現している。
未曾有の金融危機にある今日だから選んだわけではない。
菜根譚はいう。 「衰颯の景象は、即ち盛満の中に在り、発生の機緘は即ち零落の内に在り。」 百忍を堅くして以て成るを図るべしか。
Mozart - アダージョ ロ短調 K.540(内田光子).mp3
深い悲しみが世界を蔽う。真っ暗な暗闇に落ちていきそうなメロディー。ロ短調による単独の作品は唯一無二のものらしい。しかし少しだけ安らぎを求めるメロディーが流れる。
アインシュタインは 「モーツァルトがかつて作曲したもののうちで最も完璧で、感覚的で、最も慰めのないものの一つである。」と表現している。
未曾有の金融危機にある今日だから選んだわけではない。
菜根譚はいう。 「衰颯の景象は、即ち盛満の中に在り、発生の機緘は即ち零落の内に在り。」 百忍を堅くして以て成るを図るべしか。
Mozart - アダージョ ロ短調 K.540(内田光子).mp3
2008年9月6日土曜日
秋の気配~モーツァルトを語る 第58弾
まだ、暑いが秋の気配は朝晩に感じられるようになってきました。
秋の日のヴィオロンのためいきの・・ベルレーヌの詩ではないが、そんな夜に、ヴァイオリンソナタを聴く。
第58弾は「ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 k526」から第二楽章アンダンテ(ちなみにこの楽章はニ長調)。
赤ワインでも飲みながらと言いたいところだが、カフェゼリーを食べながらだ。そう家では一滴も酒を口にしないからしょうがない。8分音符の独特な第一主題は繰り返し奏され、バロックのシャコンヌ的な雰囲気を醸し出している。第二主題はイ短調で幽玄的な印象です。
それでは、聴いてください。mozart_42_k.526 - ii. Andante(Grumiaux) (クリック)
秋の日のヴィオロンのためいきの・・ベルレーヌの詩ではないが、そんな夜に、ヴァイオリンソナタを聴く。
第58弾は「ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 k526」から第二楽章アンダンテ(ちなみにこの楽章はニ長調)。
赤ワインでも飲みながらと言いたいところだが、カフェゼリーを食べながらだ。そう家では一滴も酒を口にしないからしょうがない。8分音符の独特な第一主題は繰り返し奏され、バロックのシャコンヌ的な雰囲気を醸し出している。第二主題はイ短調で幽玄的な印象です。
それでは、聴いてください。mozart_42_k.526 - ii. Andante(Grumiaux) (クリック)
2008年8月9日土曜日
ホルン五重奏 ~ モーツァルトを語る第57弾
第57弾は、「ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407」。
楽器編成は、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ2、チェロ。弦楽五重奏曲の第一ヴァイオリンがホルンに置き換わった形式だ。ヴィオラ2本にしていることで、ホルンを際だ出せようとの意志が感じられます。この曲も、ホルン協奏曲同様、ロイドケープの為に作曲されました。第一楽章は全体に明るく陽気なメロディーラインです。第二楽章の牧歌的なのどかさが心にしみわたります。
アインシュタインは「ホルンと第1ヴァイオリンのあいだの小さな愛の対話」と表現しています。納得。第三楽章の一生懸命な16分音符のホルンにも注目です。
それではお聴きください。mozart_k.407 (クリック)
2008年7月26日土曜日
グラスハーモニカ ~ モーツァルトを語る 第56弾
今日は、朝から洗濯を済ませ、8時半には床屋に。ところが突然のスコール。洗濯は一からやり直し。がくっ!!それにしても暑い日が続く。
さて第56弾は、「グラスハーモニカのためのアダージョとロンド K617」。
残念ながら、ピアノでの音しかもっていないが、晩年の名曲には違いない。グラス・ハーモニカ(ピアノ代用)、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロの5声で成り立っており五重奏曲の部類にはいるのだろうか。アダージョ(ハ短調)は、K488の第2楽章のように、人生の終わりを感じさせる悲しい音使いで始まる。でも美しいと感じさせる。 「アマデウス死の調性」ともいうべきハ短調の為せる技であろうか。
でもロンド(ハ長調)へ移ると一瞬にして、その悲しさから解き放される。少年時代の陽気さと無邪気さいっぱいのメロディー。一度聴いたら忘れられない曲だ。
それでは、お聴きください。mozart_k617(クリック)
さて第56弾は、「グラスハーモニカのためのアダージョとロンド K617」。
残念ながら、ピアノでの音しかもっていないが、晩年の名曲には違いない。グラス・ハーモニカ(ピアノ代用)、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロの5声で成り立っており五重奏曲の部類にはいるのだろうか。アダージョ(ハ短調)は、K488の第2楽章のように、人生の終わりを感じさせる悲しい音使いで始まる。でも美しいと感じさせる。 「アマデウス死の調性」ともいうべきハ短調の為せる技であろうか。
でもロンド(ハ長調)へ移ると一瞬にして、その悲しさから解き放される。少年時代の陽気さと無邪気さいっぱいのメロディー。一度聴いたら忘れられない曲だ。
それでは、お聴きください。mozart_k617(クリック)
2008年7月11日金曜日
2つのヴァイオリン ~ モーツァルトを語る 第55弾
金曜日であるが、早くの帰還。今夜は、アマデウス・ナイトでいこう。
第55弾は、「二つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190(186e)」。
この曲は2つのヴァイオリンの他にオーボエとチェロも独奏楽器として使われており、特にオーボエが魅力的である。{二つのヴァイオリンとオーボエとチェロのための・・}でもいいかもしれない。2・3楽章は、チェロ協奏曲のような場面も。コンチェルトーネとは「大協奏曲」という意味であるが、「協奏交響曲」とは別に、協奏曲と交響曲の中間的なジャンルで、北イタリアからオーストリアにかけての地域で愛好されていたという。
[ 編成 ] 2 violins, 2 violas, violoncello, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets
アマデウス・ナイト1曲目としては、軽快にしてさわやかな曲調で最高ではないだろうか。
2曲目は、この流れだと、K364になりそうです。
このK190は、やはり隠れた名曲だと思う。
それでは、第2楽章をお聴きください。
kv_190_ii. Andantino grazioso (クリック)
第55弾は、「二つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190(186e)」。
この曲は2つのヴァイオリンの他にオーボエとチェロも独奏楽器として使われており、特にオーボエが魅力的である。{二つのヴァイオリンとオーボエとチェロのための・・}でもいいかもしれない。2・3楽章は、チェロ協奏曲のような場面も。コンチェルトーネとは「大協奏曲」という意味であるが、「協奏交響曲」とは別に、協奏曲と交響曲の中間的なジャンルで、北イタリアからオーストリアにかけての地域で愛好されていたという。
| 第1楽章 | Allegro spiritoso | ハ長調 | |
|---|---|---|---|
| 第2楽章 | Andantino grazioso | ヘ長調 | |
| 第3楽章 | Tempo di menuetto, Vivace | ハ長調 |
[ 編成 ] 2 violins, 2 violas, violoncello, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets
アマデウス・ナイト1曲目としては、軽快にしてさわやかな曲調で最高ではないだろうか。
2曲目は、この流れだと、K364になりそうです。
このK190は、やはり隠れた名曲だと思う。
それでは、第2楽章をお聴きください。
kv_190_ii. Andantino grazioso (クリック)
2008年7月6日日曜日
朝からモーツァルト ~ モーツァルトを語る 第54弾
第54弾は、「ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K271 ジュノム」。
フランスの謎のピアニスト ジュノム嬢がザルツブルクを訪れた際に、献呈された曲である。最近では、ジュノムは存在せず全く別のジュナミ嬢に捧げられたと謂われている。
さてこの曲は、いきなりオーケストラとピアノの掛け合いから始まる。そして、なぐさめなき変ホ長調とその平行調である死と悲劇の調性 ハ短調によって構成されている。
第一楽章(アレグロ)は、優雅で飛び跳ねそうな音の中に、時折見せるピアノの優しさがなんとも言えず心地よい。
第二楽章(アンダンティーノ)は、冒頭の弦楽器だけで泣けてしまいます。そしてピアノが始まると思わず胸が詰まるのです。ただ美しいだけでなく、切なく哀しいメロディ。
第三楽章(プレスト)は、魅力の固まり。フランス風のロンドの間に、優しく美しのメニュエットが挟まれています。ピアノは流れるようなテンポで冒頭34小節まで一人で一気に駆け続けます。そして管楽器がそのスピードを引き継ぎます。そしてメニュエットで全く違った世界を演出し、またロンドへ。まるで遊園地で遊んでいる楽しさです。
それではお聴きください。mozart_09_k.271 (クリック)
フランスの謎のピアニスト ジュノム嬢がザルツブルクを訪れた際に、献呈された曲である。最近では、ジュノムは存在せず全く別のジュナミ嬢に捧げられたと謂われている。
さてこの曲は、いきなりオーケストラとピアノの掛け合いから始まる。そして、なぐさめなき変ホ長調とその平行調である死と悲劇の調性 ハ短調によって構成されている。
第一楽章(アレグロ)は、優雅で飛び跳ねそうな音の中に、時折見せるピアノの優しさがなんとも言えず心地よい。
第二楽章(アンダンティーノ)は、冒頭の弦楽器だけで泣けてしまいます。そしてピアノが始まると思わず胸が詰まるのです。ただ美しいだけでなく、切なく哀しいメロディ。
第三楽章(プレスト)は、魅力の固まり。フランス風のロンドの間に、優しく美しのメニュエットが挟まれています。ピアノは流れるようなテンポで冒頭34小節まで一人で一気に駆け続けます。そして管楽器がそのスピードを引き継ぎます。そしてメニュエットで全く違った世界を演出し、またロンドへ。まるで遊園地で遊んでいる楽しさです。
それではお聴きください。mozart_09_k.271 (クリック)
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