2017年1月21日土曜日

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番_エマール盤&フライシャー盤

おはようございます。今朝は、ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 を、聴こう。
フラシャー:セル+クリーブランド管(1959年録音)とエマール+アーノンクール:イギリス室内管弦楽団(2002年録音)と4番お気に入りの2枚を取り出して聴いています。
フライシャー盤 第1楽章は、「上善如水」という言葉がぴったり。
フライシャーのピアノは一音一音がしっかりしていながら、流麗で繊細だ。まさに何者にも逆らわず流れゆく水の如しである。
セルが創り出す第2楽章の出だしの弦楽の決然とした響きが、とにかく私的には「No.1」のためはずせない。それに応えるフライシャーの、そこはかとない音がいい。
エマール盤は、とにかくエマールの美音。そしてどことなく温かみのある音がいい。全集が、知る人ぞ知る名盤(5番は??)であるが、とくに2番とこの4番が好きでついつい聴いてしまうのだ。



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