2020年6月13日土曜日

ショパン ピアノ協奏曲1番&2番_クピーク



いつぶりだろうかと調べてみると2月のリヒター・ハーザー、ザンデルリンク&デンマーク響によるブラームス ピアノコンチェルト1番以来4か月ぶりのCD購入。
「ショパン ピアノ協奏曲1番・2番」を聴こう。
エヴァ・クピーク(P)スクロヴァチェフスキ(指)ザールブリュンゲン放送交響楽団。
ミスターSことスクロヴァチェフスキ、日本ではもちろんブルックナー指揮者として名をはせているが、ポーランド人。ショパンでは過去にルービンシュタインやワイセンベルク、N響&ダビドヴィチとの競演もある。2番の評判がいいのでこちらを購入。ピアニストは、こちらもポーランド出身のクピーク。
木管群、金管群の役割が細部にわたってよく分かる構成であり、ピアノとの一体性の強い演奏。1番はあくまでシンフォニックに2番がコンチェルトしての色彩を多く持ち合わせている。クピークは繊細なタッチで強打においても濁りがなくスマート。超濃厚な演奏が好きな人には不向きだろうが、シニア世代の私には、実に大人っぽく好感が持てるピアノであった。

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