2020年6月21日日曜日

ブルックナー 交響曲第8番_プレトール

朝からブルックナー。交響曲第8番ハ短調Wab.108(Nowak版)、プレトール、ウィーン交響楽団(2008年ライブ録音)で聴く。アゴーギク豊かなプレトール流の潤いのある8番。第3楽章の表情のある美しさも独特。一番好きなチェロで始まる第2主題も丹念に謳わせ木管へとつなぎ、ワグナーチューバへ。再現部はドラマチックすぎるとの声も聞こえそうだが、敬虔さが失われているとは言えない。全休符前の弦楽五部の堰を切ったテンポでの美しさも惚れ惚れ。コーダの少し乾いたホルンの主導も悪くない。終楽章は、それまで抑え気味であったティンパニが前のめりに襲い掛かる。第2主題は低弦の響きが重厚感を与える。終結部のミレドは、一気に決然と決まったところで、久々にゴルフ練習場へGO! 

0 件のコメント:

コメントを投稿