2016年7月3日日曜日

ドイツ・レクイエム 12

月に1度は聴きたくなるブラームス「ドイツ・レクイエム」シリーズ。第12回目となります。
①クレンペラー②サバリッシュ③ヤルヴィ④ジュリーニ➄セル⑥コルボ⑦アーノンクール⑧ケーゲル⑨ロバート・ショウ⑩アクサンチュス⑪コッホ。
今日は、フィリップ・ヘレヴェッヘ:シャンゼリゼ管弦楽団、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレです。(1996年Live録音)
ヘレヴェッヘが創設したシャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ両合唱団を総動員しての録音。コーラスの美しさ、柔らかさ、温かみは、どれにも引けを取らない素晴らしさ。
ピリオド楽器による演奏である。弦楽は、両翼ヴァイオリン、左チェロの19世紀型古典配置である。管は倍管もアシストもない純粋な2管編成。透明度の高いオーケストラの響きと合唱の驚異的な美しさに感嘆。残響もちょうどいい!
バリトン:フィンリーの声も柔らかくて好きな声、ソプラノ:エルゼは、優しい透明感のある美声。
第6曲:大フーガの迫力も圧倒的。
ドイツレイクエムの美しさを知らしめる名盤としてお勧めしたい一枚です。

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