2016年9月19日月曜日

モーツァルト 途中楽章の短調 その23

今年の初めに、Facebookグループ「クラシックを聴こう!」にて、とある方から
「モホツアルトはたんちやふ(短調)がよひよね。」楽章別の短調のモーツアルトをご推薦ください!
「1楽章(主調)が長調だけど、2楽章や3楽章が短調のものがいいです。」
というコメントが寄せられ、モーツァルティアンの血が騒いだ。
その時に、一気にコメントを入れたが、Facebookはコメントがどんどん流れるので、ブログで書き留めておくことにした。
その23
弦楽四重奏曲最後の6曲目は、ウィーン四重奏曲の4番目「弦楽四重奏曲第11番 変ホ長調 K.171」の第3楽章 Andante が「ハ短調」です。この曲だけ唯一第3楽章で短調が使われています。
11番は、第1楽章にAdagioを置いている点でも革新的である。これは、ハイドンセットの「19番:不協和音」とこの11番の2曲のみ。
そして、この第3楽章のまるで心の襞が抉られるような悲しみのメロディが繰り広げられると、人は孤独なのだと思い知らされるであろう。


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