2016年9月17日土曜日

モーツァルト 途中楽章の短調 その21

今年の初めに、Facebookグループ「クラシックを聴こう!」にて、とある方から
「モホツアルトはたんちやふ(短調)がよひよね。」楽章別の短調のモーツアルトをご推薦ください!
「1楽章(主調)が長調だけど、2楽章や3楽章が短調のものがいいです。」
というコメントが寄せられ、モーツァルティアンの血が騒いだ。
その時に、一気にコメントを入れたが、Facebookはコメントがどんどん流れるので、ブログで書き留めておくことにした。
その21
弦楽四重奏曲の4曲目は、「弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 K.159」の第二楽章です。「ト短調」です。
ミラノ四重奏曲の中で、この曲だけが第1楽章にAndanteを置き、「緩-急-急」のテンポとなっている。
すなわち、第1番「ローディ」の形式。その他の5曲は、「急-緩-急」の典型的なイタリアの3楽章形式となっている。
この2楽章は、まさにモーツァルトの疾走する「ト短調」の始まりの曲かもしれない。

さて、このミラノ四重奏曲(6曲)、実は調性がニ長調(2)、ト長調(3)、ハ長調(4)、へ長調(5)、変ロ長調(6)、変ホ長調(7)と5度づつ下げて作曲されているので、とりあえず記載しておく。その意味はわからない。

0 件のコメント:

コメントを投稿