2016年12月25日日曜日

モーツァルト 交響曲集_ペータ・マーク

今日は、年賀状を作成中です。
聴いている音楽は、ペータ・マークのモーツァルト 交響曲集。
オーケストラは、イタリア・ヴェネト州のパドヴァを本拠とする室内オーケストラ「パドヴァ・ヴェネト管弦楽団」。
今、聴いているのは大好きな38番ニ長調 K.504「プラハ」。
こちらは、30番台~41番までの録音集ですが、ペータ・マークのモーツァルトは秀逸です。
「プラハ」は、少し重苦しいAdajioの序奏から始まります。変ロ長調→ト短調→イ短調→ニ短調と変化しながら進む不安と緊張の重厚な響きをマークはじっくりと聴かせます。「ドン・ジョバンニ」を予感させるメロディ。ティンパニーの効果的なアクセント、木管群の
サポート。その後に続くアレグロの爽快さとのメリハリ。マークは、楽譜より幾分余分に強弱をつけることで、室内楽のひ弱さを十二分に補っているのであろう。それが非常に分厚い響きになっているから不思議だ。
おっと年賀状やんなきゃあ!!
マークのモーツァルトは、クセがあるかもしれないが、一度聴くとまた聴きたくなる、そんな演奏だ。
39番もいいのだ。あっ年賀状!年賀状! それではまた・・・


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