今日は、昼寝をしてしまったので、今頃目がさえている。
目が冴えついでにコーヒーをいっぱい
。「シューベルト 弦楽三重奏曲第2番 DV581」を聴きながら夜を過ごす。
演奏はグリュミオートリオ。モーツァルトを尊敬していたシューベルトだけあって、時より鮮烈なシューベルト独特の暗さは覗かせるものの、どことなくモーツァルト風で好きな曲だ。第三楽章の主題などは、まさにアマデウス。そして、その向こうのハイドンも覗かせる。それにしてもこの曲は、やはり夜が似合う。
それでは、schubert_2_dv581 (クリック)
2008年1月28日月曜日
2008年1月26日土曜日
疲れを癒す ~モーツァルトを語る 第41弾
今週は、仕事や飲み会などでかなりお疲れモード。にもかかわらず今日もゴルフ。そんな疲れを癒してくれる曲を聴きたい。
第41弾は、「ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調 K306」の中から第二楽章 アンダンテ・カンタービレ。
6曲のマンハイムソナタ (K301~306)と呼ばれる作品の最後を飾るものだ。大好きなK304はすでに紹介した。K304同様にパリに移動してから完成した曲だ。軽やかにピアノが跳ねる第一楽章と打って変わって、第二楽章はまさに子守唄のような囁きをもつ。
それでは聴いてください。
それでは、サッカー(日本代表 チリ戦)が始まるまで、私はおやすみ。
k.306 - 2 (クリック)
第41弾は、「ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調 K306」の中から第二楽章 アンダンテ・カンタービレ。
6曲のマンハイムソナタ (K301~306)と呼ばれる作品の最後を飾るものだ。大好きなK304はすでに紹介した。K304同様にパリに移動してから完成した曲だ。軽やかにピアノが跳ねる第一楽章と打って変わって、第二楽章はまさに子守唄のような囁きをもつ。
それでは聴いてください。
それでは、サッカー(日本代表 チリ戦)が始まるまで、私はおやすみ。
k.306 - 2 (クリック)
2008年1月6日日曜日
隠れト短調 ~モーツァルトを語る 第40弾
第40弾は「ヴァイオリンソナタ第35番 ト長調 K379」。
「これを書いているのは夜の11時ですが、今日ぼくたちは、発表会を催しました。そこでぼくの曲が三曲演奏されました。もちろん新作です。ブルネッティのための協奏曲に属するロンドと、(ぼくがピアノを弾く)ヴァイオリン伴奏つきのソナタ、--これは昨夜11時から12時までに作曲したのですが、一応仕上げてしまうために、ブルネッティのための伴奏の部分だけを書いて、自分のパートは頭に入れておきました。」 柴田治三郎編訳「モーツァルトの手紙(上)」岩波文庫 p.243より
第一楽章はアレグロの前に長いアダージョをもつ珍しい作品です。このアダージョは、始め疲れをいっぺんに癒してくれる。優しく眠りにつかせてくれる子守唄のようなのだ。でも34小節目から何故か少し胸が痛む。悲しみへ向かう胸騒ぎだろうか。そう これこそアレグロへの布石。そして、ここから疾走するアレグロが始まる。もちろん調性は、ト短調。隠れていた調性は私の胸を突如として貫く。第二楽章は、変奏曲。こちらも、テーマのアンダンティーノ・カンタービレは一度聴くと忘れられないメロディー。そして変奏曲はV4とピチカートの入るV5がお気に入りだ。
それでは、お聴きください。
mozart_35_k.379-1. Pires. Dumay (クリック)
mozart_35_k.379-2. Pires. Dumay (クリック)
「これを書いているのは夜の11時ですが、今日ぼくたちは、発表会を催しました。そこでぼくの曲が三曲演奏されました。もちろん新作です。ブルネッティのための協奏曲に属するロンドと、(ぼくがピアノを弾く)ヴァイオリン伴奏つきのソナタ、--これは昨夜11時から12時までに作曲したのですが、一応仕上げてしまうために、ブルネッティのための伴奏の部分だけを書いて、自分のパートは頭に入れておきました。」 柴田治三郎編訳「モーツァルトの手紙(上)」岩波文庫 p.243より
第一楽章はアレグロの前に長いアダージョをもつ珍しい作品です。このアダージョは、始め疲れをいっぺんに癒してくれる。優しく眠りにつかせてくれる子守唄のようなのだ。でも34小節目から何故か少し胸が痛む。悲しみへ向かう胸騒ぎだろうか。そう これこそアレグロへの布石。そして、ここから疾走するアレグロが始まる。もちろん調性は、ト短調。隠れていた調性は私の胸を突如として貫く。第二楽章は、変奏曲。こちらも、テーマのアンダンティーノ・カンタービレは一度聴くと忘れられないメロディー。そして変奏曲はV4とピチカートの入るV5がお気に入りだ。
それでは、お聴きください。
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2007年12月31日月曜日
ほめたたえよ ~ モーツァルトを語る 第39弾
第39弾は、「ヴェスペレ「証聖者の盛儀晩課」 Vesperae Solennes de Confessore ハ長調」から第4曲・第5曲をお届けする。ヴェスペレとは、カトリック教会で信徒が集うミサの他に、聖職者が行なう1日8回の聖務日課の内、日没時に行われる祈り(晩課)のことで、宗教音楽の歴史上ミサに次ぐものだ。「ヴェスペレ」の歌詞はラテン語だが,ミサ通常文ではなく,旧約聖書からのいくつかの詩篇(psalms)に加え,最後に新約「ルカ福音書」からの聖母マリアによる賛歌「マニフィカト」に作曲するという形式が決まっていた。
以下がその6曲である。
第1曲 ディクシト。(主は言われる) ハ長調
第2曲 コンフィテボル。(主をほめまつる) 変ホ長調
第3曲 ベアートゥス・ヴィル。(幸いなるかな ) ト長調
第4曲 ラウダーテ・プエリ。(ほめたたえよ) ニ短調
第5曲 ラウダーテ・ドミヌム。(主をほめたたえよ) ヘ長調
第6曲 マニフィカト。(吾が魂は主をあがめ) ハ長調
全ての章は、次の歌詞で終わる。
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
父と子と聖霊に栄光あれ。
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
始めにありしごとく,いまも いつも,
et saecula saeculorum. Amen.
世々限りなく。アーメン。
さて第4曲の減七度歩行の主題にもとづくフーガは、聴くものを虜にする。そしてK387の第4楽章で見せたポリフォニーとホモフォニーの結合はここにも見られる。第5曲のソプラノソロは、上質のアリアのようだ。また合唱のメロディーはこの上なき優しさに包まれており、最後のAmenはまさに天上の音楽と感じるのは私だけだろうか。
アルフレッド・アインシュタイン「モーツァルトのこのような楽曲を知らない者は、モーツァルトを知る者とは言えない。」
それでは聴いて下さい。
mozart_k.339 4. Laudate Pueri.mp3 (クリック)
mozart_k.339 5. Laudate Dominum.mp3 (クリック)
2007年12月30日日曜日
Mozart_ 46 Symphonies
年末で、昨日自宅へ。今年は、暦の関係で6日間も正月休みがある。ラッキー。
今日は当然の大掃除。合間に久しぶりにitunesを開いて、暫く見ているといい物を発見!!
「ベルリンフィル・カール・ベーム /Mozart 46Symphonies」
なんと丸ごとダウンロード1,500円。もちろん早速、購入。非常に得した気分。
46編は、1番・4番~36番・38番~47番・55番・旧ランバッハ+新ランバッハ(レオポルド作)。
レビューによると昔は、32、000円もしていたらしい。
今日は当然の大掃除。合間に久しぶりにitunesを開いて、暫く見ているといい物を発見!!
「ベルリンフィル・カール・ベーム /Mozart 46Symphonies」
なんと丸ごとダウンロード1,500円。もちろん早速、購入。非常に得した気分。
46編は、1番・4番~36番・38番~47番・55番・旧ランバッハ+新ランバッハ(レオポルド作)。
レビューによると昔は、32、000円もしていたらしい。
2007年12月22日土曜日
空に舞う蝶 ~ モーツァルトを語る 第38弾
第38弾は、「フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K285」。
以前にも何度か書いたが、フルートはモーツァルトが嫌いで、我慢のならない楽器だったそうだ。
でも本当だろうか。モーツァルトのフルートの曲はどれもすばらしいのだ。このフルート四重奏曲、フルート協奏曲K314、フルートとハープのための協奏曲K299、魔笛での主役級の使い方などなど。とてもいやいやで作り上げたなんて思えない。
さてK285だが、優しく頬をなでる風のように爽やかなアレグロの出だしに、思わず空を見上げたくなるのは私だけだろうか。喜びを素直に表現したくなるメロディー。でもモーツァルトは、喜びはいつまでも続かないと教える。短調への移行、でもまた長調へ。喜びと切なさで揺れ動く心を表わしたような展開。第二楽章、ロ短調のアダージョは、えもいえぬ美しさだ。アンリ・ゲオンは「蝶が夢想している。それはあまりにも高く飛び舞うので、紺碧の空に溶けてしまう。」と書いているが、聴いていてその映像が浮かんできそうだ。ピチカートに支えられ{紙で作られた蝶}が空へ消えてゆく。これはフルートでしかなしえない映像だと思う。
それでは、聴いてください。
1allegro_quartet_k.285, in D (クリック)
2_adagio_quartet_k.285, in D (クリック)
2007年12月5日水曜日
早い帰宅
今日は珍しく早い帰宅。音楽三昧でゆったりと過ごしている。
先ずは、シューベルトの弦楽五重奏曲、弦楽三重奏曲。
今は、ショスタコービッチのチェロ・ソナタ。
そしてエレジー。
宮崎も昨日から流石に寒くなってきた。山の方では、霧氷ができたらしい。でもまだコートは着ていない。日曜のゴルフ、午後は半袖でよかったくらいだ。でも明日あたりコートを出してみるか。
それでは、ショスタコービッチのElegy for Tow Violins, Viola and Celloをお聴きください。
elegy_for_tow_violins_viola_and_cello (クリック)
先ずは、シューベルトの弦楽五重奏曲、弦楽三重奏曲。
今は、ショスタコービッチのチェロ・ソナタ。
そしてエレジー。
宮崎も昨日から流石に寒くなってきた。山の方では、霧氷ができたらしい。でもまだコートは着ていない。日曜のゴルフ、午後は半袖でよかったくらいだ。でも明日あたりコートを出してみるか。
それでは、ショスタコービッチのElegy for Tow Violins, Viola and Celloをお聴きください。
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2007年12月2日日曜日
心模様 ~ モーツァルトを語る 第37弾
第37弾は、「ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491」を選んだ。
24番は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと、2管編成の近代オーケストラの 木管楽器を勢ぞろいさせた唯一の協奏曲である。
また20番とこの24番だけが、27曲あるピアノコンチェルトでは短調である。第一楽章の半階音のユニゾンから早くも聴き手の心を不安にさせる。減七度の跳躍音程は我々を深い闇の淵に連れて行く。そして、ピアノが鳴る。なんと悲しい音であろう。この悲しみはいつまで引きずるのだろうか。絶望への坂道を何度も降りてゆく。第2主題の長調を迎えてもわずかな光しか見出せない。見せ掛けの明るさ。そんな慰めなき長調の中、フルートがまた我々を闇に連れ戻す。そこには蠢くピアノのアルペジオ。そしてクライマックスのカデンツァ。暗闇の中で魂だけが揺さぶられてゆく。生への不安・恐怖・あきらめ。生きる答えを見出せないまま終末を迎える。
第二楽章は、優しい朝の目覚めのようなメロディーから始まる。平行調の変ホ長調だ。そこには優しい光がある。しかし、フルートとオーボエとファゴットが登場すると再びハ短調へ戻り、まだ心から安らげないことを知る。でも光のほうへ少しずつでも歩いてゆきたい。ピアノがすこしづつそう囁く。そして木管楽器がすべて登場した時に始めて闇はすべて消え去る。
第三楽章は再びハ短調。しかしそこには決然とした心が溢れ出る。第一楽章の闇の中での心の迷いを消し去る意志がそこには聴こえてくる。確信を告げる変イ長調のクラリネットの登場。しかしピアノは、まだ迷いを拭いきれない。しかし伸びやかな旋律を木管達が奏でた時に強く生きてゆこうとするは意志は明確になる。でも今から続く生は決して平坦な道ではない。そういってこの曲は終る。すさまじい心の葛藤と叫びを感じずにはおれない。
それでは聴いてください。内田光子でおおくりします。
_k.491(クリック)
24番は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと、2管編成の近代オーケストラの 木管楽器を勢ぞろいさせた唯一の協奏曲である。
また20番とこの24番だけが、27曲あるピアノコンチェルトでは短調である。第一楽章の半階音のユニゾンから早くも聴き手の心を不安にさせる。減七度の跳躍音程は我々を深い闇の淵に連れて行く。そして、ピアノが鳴る。なんと悲しい音であろう。この悲しみはいつまで引きずるのだろうか。絶望への坂道を何度も降りてゆく。第2主題の長調を迎えてもわずかな光しか見出せない。見せ掛けの明るさ。そんな慰めなき長調の中、フルートがまた我々を闇に連れ戻す。そこには蠢くピアノのアルペジオ。そしてクライマックスのカデンツァ。暗闇の中で魂だけが揺さぶられてゆく。生への不安・恐怖・あきらめ。生きる答えを見出せないまま終末を迎える。
第二楽章は、優しい朝の目覚めのようなメロディーから始まる。平行調の変ホ長調だ。そこには優しい光がある。しかし、フルートとオーボエとファゴットが登場すると再びハ短調へ戻り、まだ心から安らげないことを知る。でも光のほうへ少しずつでも歩いてゆきたい。ピアノがすこしづつそう囁く。そして木管楽器がすべて登場した時に始めて闇はすべて消え去る。
第三楽章は再びハ短調。しかしそこには決然とした心が溢れ出る。第一楽章の闇の中での心の迷いを消し去る意志がそこには聴こえてくる。確信を告げる変イ長調のクラリネットの登場。しかしピアノは、まだ迷いを拭いきれない。しかし伸びやかな旋律を木管達が奏でた時に強く生きてゆこうとするは意志は明確になる。でも今から続く生は決して平坦な道ではない。そういってこの曲は終る。すさまじい心の葛藤と叫びを感じずにはおれない。
それでは聴いてください。内田光子でおおくりします。
_k.491(クリック)
2007年11月17日土曜日
ヴァイオリンとヴィオラ ~ モーツァルトを語る 第36弾
第36弾は、「弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515」。
かの第4番K516を登場させたのが第2弾(2006年10月19日)。随分と遅くなってしまった。
並べて掲載するべきだった。なにせこの二曲は一対のような捉え方をよくされるからである。
第一楽章のアレグロは楽しい。内声部が8分音符を刻む中、チェロが重い足取りで音階を駆け上がり、第一ヴァイオリンが優しく手を差し伸べゆく第一主題。なんと4オクターブを駆使。展開部は、ハ長調とは思えない音の色彩。憂いのメロディー。感服!!
そして第二楽章アンダンテは限りなく美しい。今日のような秋の穏やかな日にグッとマッチした曲です。
第一ヴィオラが第一ヴァイオリンとが絡み合うように旋律を奏で、まるで二重協奏曲のようです。
ヴィオラをこよなく愛したアマデウスならではの作品ではないでしょうか。ヴィオラ奏者にはたまらない曲でしょう。
それでは、第二楽章をお楽しみください。mozart_03_k.515 - II_Andante(クリック)
2007年11月4日日曜日
映画「魔笛」
本日、宮崎ピカデリーにて、ケネス・ブラナー監督作品 映画「魔笛」を見てきた。
映画館は、わずか50席しかない小さな所。お客さんは、私ともう一組のご夫婦の3名だけ。
当然のように序曲から始まる。オペラを映画にするのは難しいと思うのだが、親しめる作品に仕上がっていた。とにかく配役がシャレている。すべてオペラ歌手というもの。なかでもザラストロ役のルネ・パーペは知る人ぞ知るバス歌手。 小シネマながら、魔笛の美しいアリアを満喫できた。
パミーナの「なんという美しい絵姿」や「ああ 私にはわかる」←アマデウス 宿命の調性 ト短調の嘆きのアリア。ザラストロの「この聖なる殿堂では」などなど。良い休日を過ごしました。帰りに、良品計画にて、秋・冬用の敷布団シーツ、枕カバーを購入。ユッタリの一日でした。
2007年10月27日土曜日
ハイドンのフーガ
ハイドンの「太陽四重奏曲」の中のフーガは美しい。(haydn_35_op.20-5) - 4. Finale (Fuga a 2 soggetti)(クリック)
(haydn_36_op.20-6) - 4. Fuga a 3 soggetti (Allegro)(クリック)
とにかく聴いてください。
2007年10月25日木曜日
渾身の調性 ~ モーツァルトを語る 第35弾
第35弾は、ウィーン四重奏曲第6番目の曲「弦楽四重奏曲第13番 ニ短調 K173」である。
先に紹介した15番と同じ調性である。ト短調は、モーツァルトにとって「宿命の調性」と謂われる。
ニ短調は、勝手に「渾身の調性」と呼びたい。
このK173に始まり、K341(キリエ)、K421(弦楽四重奏曲 第15番)、K466(ピアノ協奏曲第20番)、K621(レクイエム)がそれだ。さてK173だが、1773年の作品であるが、これ以降10年弱、彼は「弦楽四重奏曲」を封印しているのも興味深い。少年モーツァルトは、未だ我がフーガ、ハイドンの域に達せずと封印したのだろうか??
さて第一楽章は、アマデウスのテーマとも言うべき三度の装飾音を伴う下降音で始まる。
そしてオクターブ上のシンコペーションで我々は、モーツァルトの内面の悲しみを知る。その後に続く力強い反転上昇。そこに若きモーツァルトの悲しみを打ち破る強い意志を覗きみる。(ちなみに最初の4小節、これは「魔法の笛」のパミーナのアリア で見つけることができる。)まさに「渾身」。
しかしこれだけでは終らない。第4楽章のフーガがまた魅力的だ。チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンが半音で下降しながら順番に登場し絡み合う。そして最後はなんとニ長調の和音で終るのだ。さして複雑ではないこのフーガの恰好よさのため一度聴くといつも何度も何度も繰り返して聴いてしまう私がそこにいるのです。
それでは、お聴きください。
mozart_13_k.173 (クリック)。
先に紹介した15番と同じ調性である。ト短調は、モーツァルトにとって「宿命の調性」と謂われる。
ニ短調は、勝手に「渾身の調性」と呼びたい。
このK173に始まり、K341(キリエ)、K421(弦楽四重奏曲 第15番)、K466(ピアノ協奏曲第20番)、K621(レクイエム)がそれだ。さてK173だが、1773年の作品であるが、これ以降10年弱、彼は「弦楽四重奏曲」を封印しているのも興味深い。少年モーツァルトは、未だ我がフーガ、ハイドンの域に達せずと封印したのだろうか??
さて第一楽章は、アマデウスのテーマとも言うべき三度の装飾音を伴う下降音で始まる。
そしてオクターブ上のシンコペーションで我々は、モーツァルトの内面の悲しみを知る。その後に続く力強い反転上昇。そこに若きモーツァルトの悲しみを打ち破る強い意志を覗きみる。(ちなみに最初の4小節、これは「魔法の笛」のパミーナのアリア で見つけることができる。)まさに「渾身」。
しかしこれだけでは終らない。第4楽章のフーガがまた魅力的だ。チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンが半音で下降しながら順番に登場し絡み合う。そして最後はなんとニ長調の和音で終るのだ。さして複雑ではないこのフーガの恰好よさのため一度聴くといつも何度も何度も繰り返して聴いてしまう私がそこにいるのです。
それでは、お聴きください。
mozart_13_k.173 (クリック)。
2007年10月10日水曜日
第2ヴァイオリンだって ~ モーツァルトを語る 第34弾
第34弾はウィーン四重奏曲から「弦楽四重奏曲 第10番 ハ長調 K.170」をとりあげよう。
敬愛するKenさんも好きな曲だ。第1楽章に変奏曲が使われている珍しい曲である。モーツァルトが崇拝する、かのハイドン先生の影響をもろに受けているといわれているこの時代のモーツァルトの四重奏曲の3曲目の曲です。私が好きなのは、第3楽章(Un poco Adagio)だ。
冒頭の第1ヴァイオリンはなんて美しいのだろう。そしてそれにもまして、提示部から展開部へのヴィオラと第2ヴァイオリンのソロ。そして再び第1ヴァイオリンへ引き継がれる哀愁を帯びたメロディーライン。伴奏へ移った第2ヴァイオリンの何気ない1回だけの3度のハモリ(36・37小節目)。もう降参です。
それでは、聴いてください。
_k.170 (ウィーン四重奏曲3).mp3(クリック)
2007年10月6日土曜日
優雅に ~モーツァルトを語る 第33弾
結構披露宴に参加したので、そんな場面にピッタリ曲を第33弾に選ぼう。
「セレナーデ 第6番 ニ長調 K239 セレナータ・ノットゥルナ」である。
モーツァルト二十歳の時の作品である。この曲は、バロック時代の合奏協奏曲のようで、3つの楽章からなる。ティンパニーの登場が特徴的だ。アインシュタインも「音の響きと旋律の点で、モーツァルト初期の作品中最も魅惑的な曲である」とやはり高く評価している。約12分と短い曲であるが、今日は、その中で最も祝宴にあいそうな第二楽章を紹介する。
それでは聴いてください。
_k.239 'Serenata Notturna' 2. Menuetto - Trio(クリック)
2007年9月19日水曜日
隠れた名品 ~ モーツァルトを語る第32弾

第32弾は、1984年4月に作曲された「木管とピアノのための五重奏曲 変ホ長調 K452」です。
実はベートーベンが同じ楽器編成、同じ3楽章編成、同じ調性で、曲を作っています。聴き比べると好みにもよりますが、明らかにモーツァルトの天才性だけが浮かび上がります。この曲はモーツァルト最初の自作演奏会のための曲です。ピアノ・コンチェルトK450(15番)とK451(16番)と共に初演されました。 ピアノ(クラーヴァイア)・パートはモーツァルト自身が演奏したとか。楽器編成は、ピアノとオーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンです。全く有名ではありませんが、父レオポルドに宛てた手紙の中で、「生涯最高の作品」と書いてるほどの曲です。聴き所は、見事な音の溶け合いでしょうか。
第1楽章は長いラルゴの序奏がついている(20小節/2分くらい)。これが美しい。木管の掛け合いをピアノのアルペジオが支えます。そこには得もいえぬ安心感があります。
第2楽章も美しい。第1音から間違いなくモーツァルトの世界に引き込んでくれます。ピアノと木管の絶妙な調和が見られます。
第3楽章ですが、冒頭はまるでコンチェルトのようです。最後にガデンツァがあるのも面白いです。
それでは、第2楽章をお聴きください。mozart_k.452 - II Larghetto (クリック)
2007年9月3日月曜日
憂愁 ~ モーツァルトを語る 第31弾
第31弾は、「弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K421」。ハイドンセット2番目の曲だ。日本語には「憂愁」という言葉がある。この曲にぴったりの言葉ではないだろうか。
第一楽章のSotooVoceで始まる第一主題ヴァイオリン その2音で我々は、短調という澱みの中へ引きずり込まれる。そして、その「澱み」の水底でチェロが支えていることを知る。
第二楽章は、唯一の長調(ヘ長調)。でも明るくはない。安らぎの中での背中合わせの「不安」といった曲想。
第三楽章の中間部のトリオは秀逸だ。「他に例がないピチカート」に支えられたヴァイオリンの独奏は美しい。そして終楽章の変奏曲。シチリアーノのリズムの主題は、こうして座って聴いていても、追いかけられ逃げているような気分にさせられる。変奏曲もすごいの一言。スラーでありながらうごめくヴァイオリン。不思議なシンコペーションの掛け合い。ヴィオラのソロ。一転して美しい長調のメロディー。3連音符のフォルテシモ。てんこもりとはこのことか。
それでは、第1・第4楽章をお聴きください。
k.421-01-Allegro (クリック)k.421-04-Allegretto Ma Non Troppo(クリック)
2007年8月12日日曜日
慈愛~モーツァルトを語る 第30弾
記念すべき第30弾は、「クラリネット協奏曲 イ長調 K622」です。第26弾で五重奏を先に紹介しましたが、こちらも最上の名曲です。
K622は、モーツァルトが最後に完成させた作品です。この曲は言わずと知れた{アマデウス 旋律の王様 イ長調}。この曲を聴くとモーツァルトにとってト短調が宿命の調性なら、イ長調は天与の調性であると感じます。私にとってK622はこう聞こえてなりません。
第一楽章は、モーツァルトが今まで生きてきた人生を振り返って音にしたもので、第ニ楽章は、神はすべてを、そしてもうすぐ召される自分をもこのように暖かく包み込んでくれるだろうと感じた音、第三楽章は、天上での自分の姿を想像した音であると。自分が最も愛したクラリネットでそれは演奏される。もう言葉は要りません。
それでは聴いてください。
アントニオ・ペイ:AAM Hogwood の演奏です。
k.622 - 1. Allegro(クリック)
k.622 - 2 .Adagio(クリック)
k.622 - 3. Rondo(クリック)
2007年8月5日日曜日
超セレナーデ ~ モーツァルトを語る 第29弾
モーツァルトのセレナーデは編成も形式も様々である。13本の管楽器によるアンサンブル7楽章もの(K361)ソナタ形式の4楽章もの(K525)などである。そんなセレナーデ群からの初登場は何の迷いもなくセレナーデ 第9番 ニ長調 K320 「ポストホルン」である。ポストホルンとは小さなホルンで、単に管をくるくると巻いただけのものもあれば、ロータリー・ヴァルヴがついたものもあります。その名の通り郵便配達人が使用していました。15世紀にフランス、ヴェネツィアなどで郵便制度が始まり、郵便配達は、その到着と出発を知らせるのに小型の曲型もしくは環状のホルンを使っていました。17世紀頃には、ニュルンベルクのトランペット制作者の徒弟はその楽器を作ることをまず最初に許されたといいます。はじめポスト・ホルンは管の長さが短かく、1重程度しか巻かれていなかったために第1倍音と第2倍音を用いたオクターヴの動きしかありませんでした。しかし、管の長さが長くなり第6倍音程度まで出せるようになって、様々な音型が生まれました。 これが第6楽章の第2トリオに使用されているためこの愛称がついています。
このセレナーデは、全7楽章で交響曲(1・2・5・7)と協奏曲(3・4・6)を一緒に聴ける壮大なものである。まず、第1楽章から驚かされる。壮麗なアダージョをもち、それに続くアレグロはロッシーニを髣髴させる音楽だ。第3・4楽章のフルートとオーボエの掛け合い(対話)もすばらしい。そして第5楽章のニ短調のアンダンティーノ。「出た~」 何故この場に短調が!?でもこれが実にいい。そして壮大なフィナーレ。盛りだくさんの音楽を一度に楽しみたいならこの曲だと思っている。
それでは、第1・5楽章をお聴きください。
k.320 'Posthorn' - I. Adagio - Allegro (クリック)
k.320 'Posthorn' - V. Andantino (クリック)
2007年8月2日木曜日
外は台風 中はDivertimento ~モーツァルトを語る第28弾
第28弾は、「ディヴェルトメント 第07番 ニ長調 K.205」です。
今、宮崎は台風5号で、外は吹き返しで大荒れです。
久しぶりに早く家に戻ったので今夜はMozart三昧。とりあえず「Divertimento」。
この曲は、ヴァイオリン、ヴィオラ、ホルン二つとバスという編成です。第一楽章は短いラルゴから。ハイドンチックですが、実に美しい旋律です。それに続くは軽快・勇壮なアレグロ。続く可愛らしいメヌエットです。 第三楽章のアダージョがまた泣かせます。そんな時はホルンとバスーンはお休み。美しい旋律を弦鳴楽器だけで奏でられます。この章だけ「旋律の王様」イ長調です。次の第四楽章メヌエットは後半の3連符がうならせます。 トリオではホルンと弦鳴楽器が掛け合いをします。フィナーレ第五楽章はプレストで終わりです。単身赴任の夜を慰める一曲です。
それでは聴いてください。
K.205 (クリック)
今、宮崎は台風5号で、外は吹き返しで大荒れです。
久しぶりに早く家に戻ったので今夜はMozart三昧。とりあえず「Divertimento」。
この曲は、ヴァイオリン、ヴィオラ、ホルン二つとバスという編成です。第一楽章は短いラルゴから。ハイドンチックですが、実に美しい旋律です。それに続くは軽快・勇壮なアレグロ。続く可愛らしいメヌエットです。 第三楽章のアダージョがまた泣かせます。そんな時はホルンとバスーンはお休み。美しい旋律を弦鳴楽器だけで奏でられます。この章だけ「旋律の王様」イ長調です。次の第四楽章メヌエットは後半の3連符がうならせます。 トリオではホルンと弦鳴楽器が掛け合いをします。フィナーレ第五楽章はプレストで終わりです。単身赴任の夜を慰める一曲です。
それでは聴いてください。
K.205 (クリック)
2007年7月24日火曜日
ヴァイオリン・ソナタのフーガ ~ モーツァルトを語る第27弾
久しぶりの更新である。実は、7月より宮崎に転勤。
転勤・転居にてモーツァルトも聞く暇がないくらいだった。今日は久しぶりにゆったりした時間をすごしている。 さて久々の第27弾は「ヴァイオリンソナタ第37番 イ長調 k402」です。 第1楽章冒頭の主題。あれっ ドン・ジョバンニのメニュエット!? そして第2楽章 フーガ アレグロ・モデラート。クラヴィーア・ソナタには、フーガが多く使われているが、ヴァイオリン ソナタでフーガを使っているのはこの曲だけある。しかしこの曲は完成していない。残念だ。63小節以降はM.シュタードラーによる補筆である。(全91小節) この曲は、如何にもバッハかというフーガだ。この曲を知らない人にたぶん「この曲はだれの作品?」と聴けば大方は「バッハ??」と答えるであろうと思う。 モーツァルトは後期、フーガに完全にはまってしまいましたね。ジュピターのような壮大なフーガもあれば、この曲のような可愛らしいフーガも存在する。不思議な今日この頃だ。
それでは、第二楽章をお楽しみください。
k.402 - 2.Fuga, Allegro Moderato(クリック)
転勤・転居にてモーツァルトも聞く暇がないくらいだった。今日は久しぶりにゆったりした時間をすごしている。 さて久々の第27弾は「ヴァイオリンソナタ第37番 イ長調 k402」です。 第1楽章冒頭の主題。あれっ ドン・ジョバンニのメニュエット!? そして第2楽章 フーガ アレグロ・モデラート。クラヴィーア・ソナタには、フーガが多く使われているが、ヴァイオリン ソナタでフーガを使っているのはこの曲だけある。しかしこの曲は完成していない。残念だ。63小節以降はM.シュタードラーによる補筆である。(全91小節) この曲は、如何にもバッハかというフーガだ。この曲を知らない人にたぶん「この曲はだれの作品?」と聴けば大方は「バッハ??」と答えるであろうと思う。 モーツァルトは後期、フーガに完全にはまってしまいましたね。ジュピターのような壮大なフーガもあれば、この曲のような可愛らしいフーガも存在する。不思議な今日この頃だ。
それでは、第二楽章をお楽しみください。
k.402 - 2.Fuga, Allegro Moderato(クリック)
2007年6月9日土曜日
クラリネット さあどっち ~ モーツァルトを語る第26弾
第26弾は、クラリネット。クラリネットは現在オーケストラで使われている楽器の中でも最も新しく登場した楽器です。さてどっちにするかモーツァルト好きには悩みどころです。
K581・K622(ともにアマデウス旋律美の王様と勝手に名づけているイ長調)どちらも不滅の名曲だからです。(第26弾まで出ないのがおかしいが)これらの曲をモーツァルトに書かせたのはボヘミアに近い国境の町ブルックに生まれた名人クラリネット奏者アントン・シュタトラーである。モーツァルトは1781年から死ぬまで10年間ウィーンで暮らしていたが、シュタトラーとは特別に仲の良い友人同士であったようだ。借金で苦しむモーツァルトから借金をして返済もしていないかったという話もあるくらいだ。そんな友の為にクラリネットの為の名曲を書いた。
第26弾は、「クラリネット五重奏曲 イ長調 K581」通称「シュタトラー五重奏曲」。こちらにしました。K622もいずれ登場させます。結局選べないのです。
さてK581は1789年にA管(写真右の大きい方)のクラリネットのために書かれています。<B管が変ロで、A管がイで半音低い>K581は4つの楽章があります。弦楽四重奏を相手にクラリネットがソリストのように活躍します。また、クラリネットが「従」になったりもします。3オクターブの広い音域で魅力をあますことなく繰り広げます。
第一楽章アレグロ、第二楽章ラルゲット、第三楽章メヌエット、第四楽章アレグレット・コン・ヴァリアチオーネ で、先にも書きましたが第一楽章は弦楽四重奏をバックにあたかもクラリネット・コンチェルトの様相です。ラルゲットはクラリネットがそれはそれは美しいメロディーを気高く歌い上げます。メヌエットは優しく美しいメロディーです。トリオは二つあり、イ短調・イ長調と調性がガラッと変化します。第2トリオでは再びクラリネットが牧歌的雰囲気で活躍します。第四楽章は主題と変奏曲6曲という形式です。快活な第4変奏に続く番号の振られていない第五番目のアダージョは優雅な旋律、さらに番号なしの第六番目のアレグロで華やかに曲を閉じます。
一番のお気に入りは、第3楽章Menuettoの「TrioⅠ:イ短調」です。実はここではクラリネットは登場しない。弦楽四重奏です。思わず涙がこぼれそうになるくらいです。楽譜も載せておきます。↓
というわけで、音はMenuettoにしようと思いましたが、私にはとても選びきれません。
すべて貼り付けます。ご堪能ください。
k.581 - I. Allegro(クリック)
k.581 - II. Larghetto(クリック)
k.581 - III. Menuetto(クリック)
k.581 - IV. Allegretto con variazioni(クリック)
2007年6月6日水曜日
アルビノーニじゃなくて
おっさんになるとアルビノーニのアダージョを聴いてドラマの主人公にはなれない。
今はコダーイのアダージョがいい。
50年近く生きているとこんな曲を聴きたい夜もある。
Grumiauxのヴァイオリンで。kodaly_adagio(クリック)
今はコダーイのアダージョがいい。
50年近く生きているとこんな曲を聴きたい夜もある。
Grumiauxのヴァイオリンで。kodaly_adagio(クリック)
2007年6月2日土曜日
ファゴットとチェロ?~モーツァルトを語る 第25弾
第25弾は、ヴァイオリンソナタを除けば数少ない二重奏から「ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K292」。たぶん二重奏というのは以前紹介したヴァイオリンとヴィオラの二重奏(k423.k424)と2つのバセットホルンによる二重奏(k487)くらいではないかと思う。取り上げた理由は、低音楽器の管弦による二重奏で極めて珍しいからです。ファゴットとピアノをたしなむバイニルン選帝侯侍従長フォン・デュルニッツ男爵(ミューヘンの音楽愛好家)の依頼により作られた1775年の作品です。チェロは、2.3楽章で細かく動く場面もありますが、ほとんど伴奏であると思っていいでしょう。ちなみにファゴットとはイタリア語で「束」を意味することみたいですね。ファゴットの音はいつも私を森の奥深いところに連れていってくれる気がします。非常に短い曲ですが、それなりに味わいがあります。ご存知のようにモーツァルトにはチェロが主人公で活躍する曲がありません。その時代にモーツァルトが曲を作りたいと思わせる名演奏家がいなかったのでしょうね。残念でなりません。
それでは第二楽章(Andante)をお聴きください。k.292 - 2.Andante(クリック)
2007年5月27日日曜日
洗練~モーツァルトを語る 第24弾
第24弾は、大司教の館のターフェルムジーク(食卓音楽)として作曲された6曲(K213、240、252=240a、253、270、289=271g)の作品の中で第5番目の曲である「ディヴェルトメント 第14番 変ロ長調 K.270」をとりあげる。オーボエ2、ホルン2、ファゴット2という簡単な編成。管楽器のみでモーツァルトほど洗練された音楽を作り上げた人はいないだろう。センスの格を感じる。自筆楽譜には、〈アマデーオ・ヴォルフガンゴ・モーツァルトの6声のディヴェルティメント第5番 1771年1月〉と書かれている。4楽章編成の15分弱の曲です。第1楽章はアレグロ・モルト。ファゴットの8分音符の上でオーボエが軽やかにメロディーを歌い上げるところがお気に入りです。
それではお聴きください。mozart_14_k.270.mp3(クリック)。
2007年5月14日月曜日
ライトアップ~マスカーニで
今夜はライトアップして、庭のバラ達を眺める。
こんな時にマッチする曲は、マスカーニ作曲「カバレリア・ルスティカーナの間奏曲」。贅沢なひととき。mascagni_cavalleria_rusticana_intermezzo (クリック)。
こんな美しい間奏曲をもつオペラとはどんなにロマンチックなんだろうか。
「カバレリア・ルスティカーナ」なんて如何にも美しい響きではないか。
残念。真実は違う。題名は訳すと「田舎の騎士道」という意味だし、物語も不倫と横恋慕と決闘の話。
主人公トゥリッドゥが軍隊に行っている間に恋人のローラは、さっさと馬車屋のアルフィオと結婚してしまいます。愕然とするトゥリッドゥですが、サントゥッツァと恋に落ち婚約します。すでに結婚していながら、嫉妬するローラはトゥリッドゥを誘います。まだローラに未練のあるトゥリッドゥは、サントゥッツァがいながらもローラと逢瀬を重ねます。どうしてもトゥリッドゥが戻ってこないことからサントゥッツァは嫉妬に駆られ、アルフィオにトゥリッドゥの不倫を告げてしまい、アルフィオは怒り狂います。
ここで間奏にこの名曲。
このあと、教会から人々が出てきて居酒屋で皆が飲んでいるときに、トゥリッドゥはアルフィオに決闘を申し込みます。敗れて死ぬことを予感したトゥリッドゥは母親にさりげなく別れを告げに帰り、やがて意を決し決闘場へと向かう。「トゥリッドゥが殺された」という女の悲鳴が2度響き、村人の驚きの声と共に・・・・・幕 とまあこんな話し。ほんまかいなぁ。でもわかっていても名曲は名曲ですね。自分勝手にロマンチックな想像で聴いてればいいのです。
こんな時にマッチする曲は、マスカーニ作曲「カバレリア・ルスティカーナの間奏曲」。贅沢なひととき。mascagni_cavalleria_rusticana_intermezzo (クリック)。
こんな美しい間奏曲をもつオペラとはどんなにロマンチックなんだろうか。
「カバレリア・ルスティカーナ」なんて如何にも美しい響きではないか。
残念。真実は違う。題名は訳すと「田舎の騎士道」という意味だし、物語も不倫と横恋慕と決闘の話。
主人公トゥリッドゥが軍隊に行っている間に恋人のローラは、さっさと馬車屋のアルフィオと結婚してしまいます。愕然とするトゥリッドゥですが、サントゥッツァと恋に落ち婚約します。すでに結婚していながら、嫉妬するローラはトゥリッドゥを誘います。まだローラに未練のあるトゥリッドゥは、サントゥッツァがいながらもローラと逢瀬を重ねます。どうしてもトゥリッドゥが戻ってこないことからサントゥッツァは嫉妬に駆られ、アルフィオにトゥリッドゥの不倫を告げてしまい、アルフィオは怒り狂います。
ここで間奏にこの名曲。
このあと、教会から人々が出てきて居酒屋で皆が飲んでいるときに、トゥリッドゥはアルフィオに決闘を申し込みます。敗れて死ぬことを予感したトゥリッドゥは母親にさりげなく別れを告げに帰り、やがて意を決し決闘場へと向かう。「トゥリッドゥが殺された」という女の悲鳴が2度響き、村人の驚きの声と共に・・・・・幕 とまあこんな話し。ほんまかいなぁ。でもわかっていても名曲は名曲ですね。自分勝手にロマンチックな想像で聴いてればいいのです。
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